みなさんは、人生の壁にぶつかった時、やりたいことが見つからない時、どのように対処しされていますか?
わたしは、今から2年前のことですが、今までの人生の中で一番大きな壁にぶつかりました。
歳を重ねる段階で、人生の壁にあたることは、成長の過程だということはわかってはいるのですが、10代、20代とは違い、今回の悩みは重くのしかかりました。
しかし、〇〇したことで、未来への希望が見えてきたのです。
何をしたのかと言いますと、『自分の過去としっかりと向き合った』ことで、未来への希望や光が見えてきたのです。
わたしの過去を振り返りますと、楽しいこともありましたが、全体的に言いますと「あの時、〇〇したらよかったなぁ」と、後悔したりダメ出しすることが多かったように思います。
ですから、今までは過去を振り返りたくなかったんですね。
しかし、過去のイメージが良くないまま、前に進もうとすると、「どうせわたしにはできない」と消極的になってしまう自分がいました。
そして、ガッチガチだった自分の過去の扉を開き、自分自身と向き合うことにしたのです。
そうすると、「過去としっかり振り返ったことにより、後悔ばかりだった過去を癒し、現在や未来が明るく思えるようになってきたのです。」
そして、過去を見直し、前に進んでいる様子を、ブログで綴るようになりました。
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なかでも、過去を見つめ直したことにより、HSPだと気づけたことが、大きな変化となりました。
長年の生きづらいと感じていたことが、HSPから来るものだと知り、ストレスを上手に対処できるようになってきました。
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2年ほど自分自身と向き合い、コロナ禍でさらに深いところまで考えるようになると、最近では思考がクリアになり、やりたいことや将来への希望が湧いてくるようになったのです。
もし、今人生に悩んでいたり、やりたい事が見つからない、暗いトンネルの中を歩いていらっしゃる方の、ご参考になればと思い今回シェアさせていただくことにしました。
目次
2年前、完全に自分自身を見失っていました。
みなさまご存知のように、わたしは現在アラフォーで、国際結婚し、アメリカに住み、2児の母親でもあります。→「ほどよい暮らしのはじめかた。」筆者のプロフィール
アメリカに来る前は日本で、正・派遣社員で10年ほど事務職をしていました。→派遣社員で働くメリットとは?派遣OLとして7年間4社で働いた体験談
残業も苦にならないほどの仕事好きで、有給を使って国内・海外へ旅行へ行ったり、週末は買い物や飲みに行ったり、実家に住んでいたということもあり、時間的にも金銭的にも余裕があり自由な暮らしをしていました。
30代を目の前にし、スキルアップのために英語のレベルを上げたいと思い、20代後半でハワイへ留学しました。
帰国後は英語を活かせる仕事につきたいと思っていましたが、夫と出会いそのままハワイで結婚、子育てと別のステージへ人生が動いていきました。
家族ができた喜び、海外での新婚生活はとてもワクワクしたものでした。
しかし、留学生としてではなく移住者としていざアメリカで生活してみると、さまざまな困難が待ち受けていました。
「何度も言葉の壁や文化の違いに揉まれ、日本では普通にできていたことができなかったり、異国の地での初めての子育てに戸惑い、ちゃんとアメリカで家族を守っていけるのか、常に強いプレシャーを感じるようになりました。」
家族や友人の力も借り、一歩一歩、前には進んでいっていたのですが、すっかり自信を無くしてしまったのです。
「ストレスを上手に発散できず、時にはできないことを人や環境のせいにしたり、親しい人のアドバイスでさえ耳を傾ける状態ではなく、長い間殻に籠った生活をしていました。」
そして、2年ほど前、いくつかの問題を同時に抱えていたこともあり、完全に自分自身を見失ってしまったのです。
「やりたい事どころか、今の状態を変えるにはどうしたらいいのかわからない。お先真っ暗とはこのことを言うんだ」と、その時思いました。
「やりたいことの見つけ方」とグーグルで検索。笑
不思議なもので落ちるとこまで落ちると、「このままではいかん!今変わらないと取り返しのつかない事になる」と焦りが出てきたのです。
しかし、どうやったら今の状況を変えることができるのでしょうか?
明るい未来を少しでも考えたくて、初めにしたことはグーグルで「やりたいことの見つけ方」と検索したことでした。笑
今でも覚えています。どん底にいる時って、思考停止してしまっていて、何をどうしたらいいのかアイデアが全く浮かばなかったんですよね。
しかし、ドン底の中にいても、「少しでも変わりたい」と想うポジティブな力があると、だんだん希望が見えてくるようになったのです。
過去を振り返り、生きるヒントを探る
「やりたいことの見つけ方」からネットサーフィンをはじめて、わかったことがありました。
ファースト・ステップは新しいことを探したり学んだりするのではなく、
①「今のありのままの自分に何ができるか」を過去を振り返り探ること。
②「得意なこと・好きなこと・苦手なこと・嫌いなこと」は何なのか、徹底的に向き合うこと。
過去を徹底的に見直し、自分自身をよく分析することでした。
なぜ、過去を振り返るのかと言いますと、自分の過去にはたくさんの生きるヒントが隠されているからです。
わたしはまず、過去に何をしてきたのか、「産まれたときから現在までを振り返り、思いつくこと感じたことを、全てをマインドマップやメモに事細かに書いていきました。」
・小さい頃に夢中になった遊び
・小学校の時にしていた習い事
・得意な教科・苦手な教科
・大学に進学せず就職を決めたこと
・苦手だった仕事・得意だった仕事、、、など
そして、どうして苦手だったのか、どうして楽しいと思ったのか掘り下げてメモに取りました。
しかし、この作業は思っていたよりも時間がかかりましたし、ハードでした。
楽しかったことだけでなく、辛かったことにもフォーカスしますので、まるで人生で溜まった膿を出すような作業でとても苦しかったです。
時には、泣きながらメモを取りました。
人と比べては「わたしって本当ダメ人間だ〜」と、劣等感を感じたり、「あの時〇〇すればよかった」と後悔しながら生きてきたんです。
しかし、過去を見直したことによって、「わたしは今、10代の時に憧れだった海外で住んでいる。あの頃の自分ならきっと喜んでくれるだろう。」と前向きな気持ちになれたのです。
「つまづきながらも今までよく頑張ってきた」と、自分自身をはじめて愛しく思えました。
「悩んだ時期があったからこそ今があるし、その時間は必要だった」と自己肯定できるようになり、ポジティブに物事を考えられるようになったのです。
過去の自分と対話し作業を終えたら、出口の見えない長く暗いトンネルから、一筋の強い光が見えたように感じました。
過去の自分が好きだったことの中には、『今後やってみたいことのヒント』がたくさん隠されている
「過去を見直すことにより、過去の自分を癒し、好きなこと・苦手なことを可視化することにより、自分という存在をより深く理解できるようになります。」
セカンド・ステップは、ワクワクする事を実際に体験していきます。
苦手なことをできるだけ遠ざけて、過去に好きだったこと・得意なことからヒントを得て、楽しいことをよりフォーカスするための時間や資金を作ります。
ハードルが高いと億劫になってしまうので、小さな事から試してみる方が良いと思います。
例えば、
昔はお気に入りのカフェで、一人でゆっくりとコーヒー飲む時間が好きだったけど、今は忙しくてカフェへ行っていない。
わたしの体験なのですが、生活が変わり子供を預けてまで一人でゆっくりカフェに行きたいと思わなくなって、長い間カフェに行かない時期がありました。
夫の提案で、「子供を見てるから行っておいでよ。」と言われて、久しぶりにカフェに一人で行ってみたんです。
そうしましたら、
「お店に入った時の雰囲気、香り、スタッフとの会話、プロが淹れてくれるきめ細やかな泡のカフェラテ、コーヒーを飲みながら見る外の景色、流れている音楽、おしゃれなお客さんのファッションチェック」
五感をフルで刺激し、滞在時間はわずか15分ほどでしたが、次々とクリエイティブなアイデアが生まれてきたのです。
・ふわふわの泡のカフェラテを家で作ってみたいな。
・カフェで使っていたカップを買ってみよう。
・カフェで流れていた音楽が気に入ったから調べてみよう。
・カフェのインテリアを家で真似してみよう。など
重い腰を上げ、たった1回カフェに行っただけで、新しい扉が開いたのです。
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カフェ気分を味わいたくて、ワイングラスやカップも購入しました。
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フランス製のグラス『デュラレックス』のピカルディでお家カフェ気分♪
日々の生活に潤いが出てくるようになりましたし、久しぶりに行ったカフェは、とてもワクワクして、前のようにまた時間を作って行きたいと思いました。
過去の自分が好きだったことの中には、『今後やってみたいことのヒント』がたくさん隠されています。
それからは、昔好きだったことからヒントを得て、小さな楽しみを見つけられるようになりました。
歴史が好きだった10代の頃を思い出し、スキマ時間を使ってインターネットで偉人や歴史的建造物を調べたり、将来訪れるためにGoogleマップにメモしておいたり、そんな時間がとっても楽しいです。
「実際に旅行へ行くにはどれぐらい費用が必要か?どうやって節約しようか?お得に旅行できる方法はないのか?」具体的なことにも興味を持つようになり、時間が経つごとにやりたい事が増えていきました。
小さな楽しみを積み重ねる事で、1年後、3年後、その先の未来が明るく感じられるようになったのです。
そして、過去を振り返り、気持ちが上向きになってきた時、抱えていた問題ともしっかりと向き合えるようになりました。
以前は親しい人のアドバイスですら、聞く耳を持てない状況でしたが、あの時の事を謝罪し、こちらからお願いして悩みを相談させてもらうことにしたのです。
それから、ワクワクする事を原動力に、できることから一つづつ問題と向き合い解決していきました。→私が実践している【お悩み解決法】悩みを〇〇することで対処しやすくなる
あれから2年たち、観る景色が大きく変わりました。
やりたい事が見つからないと感じていらっしゃる方には、ぜひ過去に好きだったこと、夢中になったことを思い出していただきたいのです。
ワクワクする気持ちは力は強く、苦難に陥った時にも冷静に解決方法を見つけられる原動力になってくれると思います。
さいごに:人生の壁にぶつかった時、〇〇したことによって、未来への希望が見えてきた
今回は、わたしが2年前、人生の壁にぶつかった時、どのように前に向かって進めるようになったのかをお伝えいたしました。
「自分の過去としっかり向き合い、2年以上の歳月をかけてやっと自己肯定できるようになり、やりたい事や将来について前向きに話せるようになりました。」
どん底にいる時って、人と自分を比べては情けない気持ちになったり、他の人の話や情報を受け入れなくなったりしまいがちですよね。
そういう時は、無理に前を向く必要がなく、一人の時間を大切にするのも必要なことだと思います。
もし、「少し前に進みたい・今を変えたい」と思う気持ちになりましたら、その時が動く時だと思います。
無理をなさらず、ご自分のペースでゆっくり前に進んでくださいね。
そして、「今少しだけ変わりたい、あなたへ」をコンセプトに、ブログを運営させていただいているのですが、読者のみなさまに支えられ、楽しく続けさせていただいています。
いつも当ブログにお付き合いくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
わたしの体験をシェアすることによって、みなさんの生活で新しい扉がひらいたり、アイデアの一つとなっていただけたらと思っています。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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