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病気になるとどんなデメリットがある?病気に備えて今からできること

病気になるとどんなデメリットがある?病気に備えて今からできること

今回は、「病気になったらどんなデメリット」があるのか、そして「病気に備えて今からできること」について考えてみました。

前回「アラフォーになり感じた『体の変化』人生の折り返し地点で健康について考える」という投稿をしました。

人生の前半で様々な経験を積み、アラフォーになった今折り返し地点に立ちました。若い頃とくらべ、年もとりましたし、体の老いも感じます。

しかしわたしは、これからが人生の本番だと思っています!「健康で元気に人生を楽しみたい。そのためにも今から生活習慣を改善し、体作りを習慣化してきたいと考えています。」

しかし、どんなに気をつけていても病気になる時はなりますし、いつも健康に気をつけていてもモチベーションが下がるときもあります。

そこで、「病気になったらどんなことが起きるのか」「そのためにあらかじめ準備しておくことは何か」考えてみることにしました。

心構えあると、日々健康に過ごすためのモチベーションアップにつながりますし、病気に備えておくと、将来への不安が減ると思ったからです。

病気になるとどんなデメリットがある?

悩む女性

「Notes Marche(ノーツマルシェ)」より、ー病気になるとどれくらい損? 6つのデメリットーという記事を読みました。

わたしは、大阪で派遣OLをしていた20代半ばのとき、急性の病気になり入院したことがあります。

当時、感じていた想いが蘇りました。

そのときの体験をもとに、病気になるとどんなデメリットがあったのかご紹介していきます。

時間を失う

時計

病気になると、まずは時間を使います。会社を休まなくてはなりませんし、子どもがいる場合は、パートナー、もしくは他の誰かに見てもらわなくてなりません。

病院へ行くにも、病院へ往復する時間や待ち時間で半日つぶれてしまいます。

仕事を休んだ時間のお給料が減りますし、フリーランスの人はその時間に出来た仕事ができなくなります。仕事だけでなく、プライベートでも楽しみにしていたコンサートや、旅行もキャンセルしなければなりません。

仕事ができない

仕事

仕事をお休みすることになりますので、会社の誰かに仕事を手伝ってもらうか、仕事復帰したら、病み上がりの体で休んだ分の仕事をこなさなくてはなりません。関係各所にお詫びの連絡を入れる仕事も増えます。

わたしの場合は、病気になる前、大きなプロジェクトの一員としてたくさんの仕事を抱えていました。なんとしても無事にそして成功させたいと思っていました。しかし、すべて水の泡となりました。

仲の良かった同僚がわたしの仕事を引き受け、しっかりとサポートしてくれたおかげでプロジェクトは成功しました。本当に感謝でしかありません。

会社、とくに同僚には大迷惑をおかけしました。派遣社員だしクビだろうなと覚悟していましが、会社はわたしを待っていてくれ、復帰後も暖かく見守っていてくださいました。

収入が減る

ぶた

会社によって、病気になると一部お給料が支給される企業があるかもしれませんが、わたしの場合は派遣社員でしたので、お給料はありませんでした。

有給休暇の使用は、残日数の半分を使用することができました。有給が10日残っていたので、5日分使用することができました。

小さなお子さんがいらっしゃる場合は、病気の間デイケアに預けたり、パートナーに仕事を休んでみてもらうことにもなります。そうなると収入も減りますし、保育費もかかります。

医療費がかかる

聴診器

「病院を訪れた費用、薬代、入院費、病院に行くまでの費用」がかかります。わたしの場合、手術や投薬の必要はありませんでしたが、とにかく絶対安静だったため1週間入院となりました。

  1. かかりつけの医師の診察
  2. 専門医の診察
  3. 入院(1週間)
  4. 1週間後診察
  5. 2週間後診察
  6. 1ヶ月後診察

入院中は点滴をずっとしていただけですが、①~⑥診察と入院でトータル10万円ほどの出費があったと覚えています。

体力の衰え

夕日・夕暮れ

わたしは、手術したり投薬する必要がなかったのですが、高熱が出ては下がりの繰り返しで、ほぼ1ヶ月寝たきりでした。人生ではじめて42度の高熱が出ました。

食欲はまったくなく、高熱が無く食べれる時にお粥を食べ、高熱が出た時は栄養ドリンクと点滴だけでほぼ1ヶ月過ごしました。

1ヶ月後には6~7キロほどげっそりとやせ細り、栄養不足でフラフラしていました。カロリーを求めていたのか、とくに職場復帰して1~2ヶ月は、びっくりするほど甘党になりました。

一生懸命食べても太らないし、1年程たって、やっと以前のような体調が戻ったと感じました。

仕事復帰した時は、本当に本当にしんどかったです。ずっと寝たきりでしたので、久しぶりに乗った電車で酔ってしまうほど、体が弱っていました。

20分の通勤電車での読書が楽しみだったのですが、当分のあいだ本を読める状態ではありませんでした。

しかし、「ご迷惑をかけた分できるだけ早く復帰し、助けていただいた分しっかりと仕事で返さなくては」との思いで必死に仕事したことを覚えています。

意欲の減退

海を眺めている女性

病気が完治して、職場復帰しました。会社に行くだけで精一杯で、仕事帰りは直帰、週末は寝るだけでという日々が長い間続きました。

食いしん坊だったのでよく友人と外食していましたが、食欲が減り何を食べても、以前のように美味しいと感じなくなっていたのです。

大好きな海外旅行も、気力がなく行く気になれませんでした。海外旅行へ行くために一生懸命働いて、お金を貯めるということを生き甲斐にしていたので、人生の中でポッカリと穴が空いたようでした。

病気に備えて今からできること

PCとiPhoneと手帳

病気に備えるという言い方は、少し仰々しく感じますが、もし何か合ったときの不安を解決することは、日頃のストレスを減らすことにもなります。

わたしが入院した時は、独身で両親と同居していたので、身の回りのお世話をしてもらうことができました。しかし、家族から離れて暮らしていたらどうなっていたでしょう。

今は夫と助け合って、小さな子どもたちを育てています。日々の生活の忙しさに追われ、「夫やわたしが病気になったらどうなるのか」あまり考えずにいました。

この機会に、どんな備えができるのか考えてみました。

子どもの預け先を考えておく

子ども

祖父母や親戚を頼る

わたしはありがたいことに、夫の両親や兄弟が近くに住んでいるので、週に1~2度子どもたちを預かってもらってます。

いつもは子どもを1人だけ預けるようにして、2人預かってもらう時は短時間だったり、回数を少なくしています。家族といえども2人同時に見てもらうのは大変ですから。

子どもたちも、祖父母や親戚と過ごす時間をとても楽しみにしています。

わたしも子ども1人と濃い時間を過ごすのが好きですし、短時間でも1人の時間があることで、リフレッシュ出来ています。

友人と助け合う

身近に頼れる人がいない場合は、日頃から仲の良い友人と助け合える関係性を築いておくと、いざとなった時に心強いです。

何より家族ぐるみでお付き合いできる友人が近くにいることは、人生を豊かにしてくれますし、幸せなことですよね。

デイケアやベビーシッターを利用する

頼れる人がいない場合でも、近くのデイケアをリサーチして、安心して預かってくれる場所を探しておくと、少し心のゆとりが出来ると思います。

そして、病気でなくてもお試しでお世話になり、子どもをデイケアにならしておくことも重要かと思います。

病気でなくても、息抜きが必要な時は、とても役に立つと思います。家族の協力なしに子育てすることは、本当に大変ですから。

仕事の環境を整えておく

オフィス

会社勤めの方は、いつでも仕事を引き継いでもらいやすいように、あらかじめ情報をわかりやすく整理しておくと、いざとなったときに困りません。しかし、個人や顧客の情報には取り扱いが注意です。

フリーランスの人は、フリーランス仲間を見つけ、お互いに提携しあってカバーし合える環境を作ったり、取引先との関係も良好にしておくことも大事です。

仕事の環境を整えてシステム化しておくと、とっさの出来事だけでなく、旅行など長期休暇を取るときにも慌てずスムーズに休みを取りやすくなります。

家の中で『どこに何が入っていのるか』わかるように整理する

キッチン

もしご自分が料理担当でしたら、「キッチンの中で同じカテゴリーのものを集めて保管」するなどして、わかりやすくすると他の人が料理をする時に便利ですし、手伝ってもらいやすくなります。

キッチンだけでなく、家の中のものを「どこに何が入っているのか『見える化』するなどして、わかりやすいようにしておきます。」そうすると、みんなが家事をしやすくなります。

お子さんにも手伝ってもらいやすくなりますし、家族以外の人に手伝ってもらうときも、家の中をわかりやすいと、スムーズにお願いできます。

わたしは『ゆるミニマリスト』ですが、以前のような物で溢れた部屋で住んでいたら、家族や他の人に助けてもらうのは難しかったかもしれませんね。→ゆるミニマリストになった理由【片付けられない歴約30年の過去編】

生活防衛資金を貯めておく

コイン

急な病気で働けなくなったときのために、生活必要経費の6ヶ月~1年分を貯めておくと、安心できると言われています。

もし1ヶ月に30万円必要なら、

30万円 × 6ヶ月 = 180万円

30万円 × 12ヶ月 = 360万円

数字に出してみると、結構高額ですよね。

以前投稿しました、「「中田敦彦のYouTube大学」を視聴して将来のお金について考えた」の中でご紹介した中で、30代の世帯貯蓄の中央値は200万円、貯蓄ゼロは34% という結果が出ています。

貯めるのはなかなか難しいですが、固定費を抑えるなどして生活費を下げる習慣をつけると、生活防衛資金が少なく済みます。

もしくは、勉強してキャリアアップする、副業をして収入を上げ預金を増やすことが必要となります。

しかし、これだけ貯めておくと、心に大きなゆとりができますよね。ここまで貯めれるようになると貯金体質になって、老後の資金もコツコツ貯めれるようになりそうです。

まとめ:病気になるとどんなデメリットがある?病気に備えて今からできること

今回のまとめ

【病気になるとどうなる?デメリット6つ】

  1. 時間を失う
  2. 仕事ができない
  3. 収入が減る
  4. 医療費がかかる
  5. 体力の衰え
  6. 意欲の減退

【病気に備えて今からできること】

  • 子どもの預け先を考えておく
  • 仕事の環境を整えておく
  • 家の中で『どこに何が入っていのるか』わかるように整理する
  • 生活防衛資金を貯めておく

わたしは今から10年以上前の20歳半ばだった頃、急性の病気になり1週間入院、会社は1ヶ月休みました。完全に体力が戻ったと感じたのは1年先のことでした。あの時は、本当にしんどかったです。

しかし10年経ってしまうと、しんどかったことの記憶って、時とともに薄くなり忘れがちになるんですよね。」

ですから今回、その体験をいかせてもう一度健康を意識しつつ、予期せぬ病気・事故にあったときのために、何を準備しておくとよいか考える良いきっかけとなりました。

しかし、一気にできるものではないので、出来ることからコツコツとやっていければいいなと思っています。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。

 

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