最近、「中田敦彦のYouTube大学」で『年金・老後のお金』講座を視聴して、将来のお金について考えさせられました。
わたしのファイナンシャルプランはと言いますと、「・・・汗。」です。恥ずかしながら、お金や年金の知識が浅はかで、お答えできません。
独身時代は、実家住まいだったということもあり、あまり何も考えなくても貯蓄ができていました。
しかし、結婚し家族が増えてからは、「毎月のやりくりが大変で、このままではいけないと思いながらも、老後のことを考える余裕すらありませんでした。」
そんな時、「年金・老後2000万円不足問題」をニュースで知ってから、気持ちが動きはじめたのでした。
目次
「年金・老後2000万円不足問題」をニュースでみて感じたこと
2019年、「年金2000万円不足問題」がニュースで流れ、みなさんどう感じましたか?
「少子高齢化社会で、これからは年金の受給額や減り、受給年齢が上がるのだろうなぁ」と思っていました。
しかし「2000万円といっても、ピンとこなかった」のが本音です。
なぜなら、毎月の生活費だけでも火の車で大変なのに、預貯金を増やすことは厳しく、老後のことは考え辛い状況にあるからです。
物価上昇につき、貯蓄に回せないのが本音
アメリカに住んでいますが、わたしの住んでいるエリアは、物価が急上昇中です。
わたしは賃貸のアパートで暮らして3年目、1年毎に契約を更新しています。
2年目の更新時に毎月100ドル上乗せ、3年目の更新時は毎月150ドル上乗せになりました。3年で1年目の家賃より、月々の家賃が250ドル上昇したことになります。
■2年目の更新時
100ドル×12ヶ月= 年間1200ドル(日本円で約13万円)
■3年目の更新時
150ドル×12ヶ月= 年間1800ドル(日本円で約20万円)
3年で合計、3000ドル(日本円で約33万円)も上乗せです。
これからは、更新ごとに最低でも「月100ドル以上は上乗せになる」ことはあきらかです。こ、こわい。。。物価の上昇につき、給与が上がったかと言いますと、そうとも言い難い状況です。
日本でも2019年10月から、消費税が10%に値上げ、しかしながらお給料はあまり増えていないのが現実ですよね。日本に帰国する際に、毎回物価が上昇していると感じます。
「毎月の生活でも頭を抱えているのに、老後のことなんて考えられないよ~。」
「2000万なんて貯められる自身がない!わたし達の年代って年金ちゃんともらえるのかなぁ?」
というのがホンネです。
しかし、「これから子供が成長して、もっともっとお金がかかるようになる。今の生活で切羽詰まっていたら、老後どころか、近い将来さえお先真っ暗になってしまう。。。」と不安がよぎりました。
『中田敦彦のYouTube大学」の「年金・老後のお金」についての動画をみて感じたこと
そんな時に、オリラジ中田さんの「中田敦彦のYouTube大学」で「年金や老後のお金について」の講義があったので、さっそく見てみることにしました。
オリラジ中田さんのユーチューブ動画については、以前ご紹介しました。→オリラジ中田さんの「中田敦彦のYouTube大学」が面白すぎる!
前半は、「年金2000万円不足問題」の解説と、年金の制度について、オリラジ中田さんらしく、とてもわかりやすく説明してくれています。
https://www.youtube.com/watch?v=AmYkYxKnsw8
【年金問題】老後2000万円不足の真意とは?〜前編〜年金の本質を理解すれば老後の不安が解消!
「恐れるな!年金とは何なのか、わかっていると怖くない。」たしかにそのとおりですね。
「公的年金だけでは、老後に2000万円不足する」は、平均値を取っていて、「会社員、自営業、給与額や納める年数」が人それぞれ違うため、信ぴょう性が低い。
しかし金融庁が本当に言いたかったことは、「中高年の預貯金に余裕があるけれど投資をしない世代」へ向けて、銀行・証券業の活性化のために「投資の必要性」や、公的年金だけを頼りにせず、自分で蓄える準備をしましょうと訴えたかったんですね。
後半では、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』というベストセラーの本をベースに、「どうすれば老後お金に困らず豊かに暮せるのか」を説明してくれています。興味深いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=BPNuywa8kBA
【年金問題】人生100年時代に一生お金に困らない方法とは?〜後編〜
わたしたちの世代は、人生100年生きると言われています。
親世代は『3ステージ制』で「教育」「仕事」「引退」。実際にわたしの両親は、会社員として40年以上働いて引退し、年金をいただきながら生活しています。
わたしたち世代は『マルチステージ制』で現役で働く時代が、長くなることを見越しています。
「貯蓄や投資をしつつ、自分で工夫しながらキャリアチェンジをし、できるだけ働ける期間を長くしながら、年金を受給できるまで、もしくは年金を受給しつつ働いていくことになるんですね。」
現在年金は、60~70歳の間から受給できるのだそうです。知りませんでした。メリット・デメリットもあります。
・年金を早くからもらっている人は、受給額が少ない↓
・年金受給を遅らせた人は、受給額が増える↑
ライフスタイルや貯蓄、出費の違いにより、自分で選ぶことができるんですね。
豊かな老後を過ごすポイントは、
①潤沢な老後の費用を蓄える。
②健康を保ち、貯蓄や投資をしつつ、キャリアを磨いて、その年代にあった職を見つけ長く働く。
器用に生きて行くことが、重要となります。そして潤沢に貯蓄ができなくても、できれば早いうちから、コツコツ貯蓄をはじめておくほうが良さそうですね。
30代の世帯貯蓄の中央値は200万円、貯蓄ゼロは34%
それでは実際に、わたしと同じ30代の世帯貯蓄(二人以上)の中央値は、どれくらいなのか、調べてみることにしました。
イオン銀行が運営する、『タマルWEB』 を参考にしました。
―<みんなの平均>みんないくら貯めている?「年代別の平均貯蓄」―によると、
年代 | 貯蓄額 | 貯蓄ゼロ |
20代 | 77万円 | 36% |
30代 | 200万円 | 34% |
40代 | 220万円 | 34% |
50代 | 400万円 | 32% |
60代 | 601万円 | 29% |
この数字を見て、どう思われますか?
わたしが感じたことは、「給与が上がらない中でも、みんなコツコツとがんばって貯めているんだな」と思いました。
それから「貯金ゼロ世帯が、約3割は多いですね。とくに老後貯蓄にスパートをかけたい、50~60代も3割なことがショックでした。」
しかし、これが現実なんですよね。
今が大変でも、将来について今考えはじめる方がいい
オリラジ中田さんの『中田敦彦のYouTube大学」をみて、今後のお金のことや、働き方について考えさせられました。
今の生活が大変だからといって、先送りにしてしまっては、自ら蓄える期間を減らしてしまっていることと同じなんですね。
今はバリバリ働けても、みんな歳をとっていきます。いざ貯めようと思ったときは、体力的や思考が衰え、出来る仕事が限られてくる可能性もあります。
節約しようとしても、長年の続けた生活習慣を変えることは、なかなか大変です。
ですから、今出来ることから少しずつ変わっていくことが、自分自身の将来をつくると感じました。
さいごに:「中田敦彦のYouTube大学」を視聴して将来のお金について考えた
いかがでしたでしょうか?
近ごろ感じていた、将来のお金に対する不安ついてお伝えしました。
これからの人生、年金や老後のお金の心配は、いつもついて回ってきます。
「どうなるかわからないと不安のまま、これからの長い人生を過ごすより、知識をつけて対策を取っていくほうが、健全かなと感じました。」
これから生活の立て直しが大変ですが、少しずつ勉強しつつ、行動を起こしていきたいと思っています。
もし勉強していて、感じたことがあったら、今後ご紹介させていただきます。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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