コロナ禍がはじまり半年ほど経ちましたが、みなさまはどのようにお過ごしでしょうか?
わたしの住むアメリカでは、ニュースでご存知のとおり、新型コロナウイルスの感染が爆発的に広がり、厳しい状況が続いています。
アメリカでは3月に国家非常事態宣言が発令され、州や地域にもよりますが3ヶ月ほどの自宅待機命令がありました。
それは、なかなか厳しいもので、グロッサリーストアなどの生活必需品を扱うビジネスのみ営業可能で、レストランも持ち帰りのみの営業を許可されました。
美容院は営業許可されず、家族3人まとめて自宅でセルフカットしていました。
こちらは、以前投稿したものです。
自宅待機命令が解除され、経済活動が少しずつ再開しています。
「学校はオンラインのところがほとんどで、オフィスワークをしていた人も、オフィスへ戻る人は少なくほとんどの人がテレワークをしています。」
ですから、平日にぎわっていたオフィス街は、ほとんど人が歩いておらず、ビジネス客、観光客を見込んでいたビジネスは営業停止して、活気がなく寂しい状態がつづいています。
今回は、ロックダウン解除後3ヶ月の、アメリカに住む我が家のコロナ対策と日常について、お伝えさせていただきます。
目次
アメリカ在住、我が家のコロナ対策
コロナで非常事態宣言が発令しロックダウンしました。
「その時の恐怖は、今でも忘れられません。買い物に行く回数を減らし、完全装備をしドキドキしながら買い物に行っていました。」
今までしたことのない2週間分の食材を、ショッピングカート山盛りに購入して、家に帰るわけです。
家に帰っても、買ってきたものをスプレーで消毒したりする作業もあるので、買い物の日は本当に疲れ果てました。
しかし、あれから5ヶ月経ち、コロナについて色々とわかったことがあり、外に出かけることへの恐怖心が少なくなりました。
そして、我が家では以下のようにコロナ対策しています。
- 外出時には、マスクを着用し、顔を触らないようにする。
- ソーシャルディスタンスをしっかりととる。(取れない場所には極力行かない)
- 人としっかり距離が空いているときは、マスクを外して休憩する。
- 外出中はハンドサニタイザーを持ち歩き、こまめに消毒する。
- 密になる場所へは、短時間で済ますようにする。
- 同居者以外の家に行くときには、窓を開けて換気、マスクをする。
- 外出から帰ってきたら、手をしっかりと洗う
- 睡眠時間をしっかりとる
- 太陽の光をしっかりと浴びる
こちらは、わたし調べで独自に実践していることですので、コロナに効果があると実証されたものではありません。
ですが、コロナ禍が始まる前までは、季節の変わり目は、必ずと言っていいほど家族4人全員風邪をひき体調を崩していました。
しかし、上のリストを実践することにより、「冬から春、春から夏と季節は変わりましたが、風邪をひかず家族全員、健康そのものです。」
ですから、この方法は少なくとも、我が家の健康を保つために有効だと考えています。
それでは、コロナ禍のアメリカの生活について、ご紹介させていただきます。
コロナ禍でのアメリカの生活【ロックダウン解除後・3ヶ月】
人と合うときは、できる限り外で会う。家に入るときはマスクを付ける。
ほぼロックダウンしてから解除されるまでのほぼ3ヶ月間、同居者以外の人との会合を控えるようにとお達しがあったため、人と長時間合うことはありませんでした。
その間、近くに住んでいる親戚たちと、時間を持て余して手作りしたお菓子や料理などの交換をしていました。
「行く前に連絡して、玄関先でものを渡してさっと帰る、もしくはマスクをして5分ほど立ち話をするだけです。」
しかし、ロックダウンが解除された今は、少しずつ人と会うようにしています。その時は、公園の空いている時間帯を狙って、一緒にウォーキングしています。
その時も、マスクはお互いにつけています。
家に訪れることは、とっても少なく、夫の両親宅と姉の家に行くくらいです。
その時は窓を開けてしっかりと換気、中庭でできる限り過ごすようにしています。
ご飯を食べるときは、時間差もしくはソーシャルディスタンスをとっています。
いろいろと制約はありますが、やっと人と会えることが嬉しくて、この時間を大事にしたいと心から想っています。
買い物は週に1回ペースに戻り、少し貯蓄するようにしている
自宅待機命令が出ているときは、2週間に1度のペースで、購入できるぶんを貯蓄しなるべく買い物に行かないように心がけていました。
「今では、入店制限やマスクの着用を義務化されているので、混雑している時間帯を外して買い物に行っています。」
グロッサリーストアには、以前は物不足を感じていましたが、今はほとんどの食品が戻ってきています。
しかし、スパゲッティや粉もの等の保存できる食品は、たまに品切れになっているので、少し貯蓄しています。
買い物のとき、子どもたちを連れて行かなくなった
買い物大好きだった子どもたちには申し訳ないのですが、色んなものに触りたい年頃なので、極力連れて行かないようにしています。
欲しい物が1つか2つのときは、「買うものだけ買ってさっと帰ってくる」ことを知らせてそれでも行きたいなら連れて行っています。
「コロナ前は、週末にまとめて買い物していたのですが、そのときには子どもたちも連れて行っていました。」
時間はかかりますが、子どもたちが喜んでくれていましたし、なにより食に興味を持ってもらえるとチャンス思い、週末のアクティビティとしていたのです。
しかし今では、おもにわたしが子どもを見て、夫に買い出しに行ってもらっています。
レストランへは行かなくなり、ドライブスルーか持ち帰り
現在、わたしの住んでいるエリアは、レストラン店内の稼働率が50%以下と決められています。
ですから、まだ閉めているレストランもありますし、カフェでは、店内の飲食をやめ、持ち帰りのみにしているところも多くあります。
感染予防策をとっているのは理解していますが、子連れでレストランに行くにはまだまだハードルが高いなと感じています。
ですから、子どもたちのご褒美に、ファーストフードのドライブスルーをよくするようになりました。
ファーストフードばっかりはよくないなと思うのですが、子どもたちにも(親にも)息抜きが必要ですよね。
ですから、あまり気にしないようにしています。
レストランへ行く代わりに、ちょっと良い食材を使って家で料理をしています。
奮発して、いくらをのせた豪華海鮮丼を作って食べたときは、涙が出そうでした。笑
学校が閉鎖され5ヶ月、9月からの新学期も完全オンライン
子どもたちの学校は、3月のロックダウンからずっと閉鎖されたままです。
そして、9月からの新学期も完全オンライン授業が決定しました。
住んでいる州や学校区にもよるのですが、子どもたちの通っている学区では、保護者から「対面授業、オンラインと対面のハイブリッド、完全オンライン」3択のアンケートをとり、その結果、完全オンラインの授業となりました。
わたしも、完全オンラインを希望しました。
安全のガイドラインがしっかりしていない限り、通学させるのは怖いと思ったからです。
子どもたちも、「学校に行きたい、いつ行けるの?」と聞いてきます。クラスメイトや先生たちに会える日を、今か今かと待っています。
つけ慣れないマスクも、「学校が始まったら長時間つけることになるから、今からマスクつける練習しようね。」と話し、頑張ってマスクをつけています。
子どもたちは、本当によく頑張ってくれています。
そして、我が家は小学校低学年とプリスクールに通っているのですが、とくに小学校低学年くらいの子どもたちのオンライン授業は、親の全面協力をなくしては成立しません。
感染拡大している今の状態で、学校に行かせるのは不安。オンライン授業も、仕事を抱えながら子どもたちの勉強を見るのも大きな負担になります。
そして、先生たちの負担もかなり大きいです。先生たちにも家庭がありますから。
「今年いっぱいは、対面の授業が行われないのではないか?」とも予想されており、子どもを持つ親は、煮え切らない思いを募らさせています。
コロナ対策の多様な意見に、日々考えさせられている
それから、ニュースでご存知だと思いますが、アメリカではコロナ対策について多様な意見があります。
個人主義のアメリカで、「マスクを付ける、行動を自粛する等の行動は、個人の意志であって指示されるものではない。」と思っている人がたくさんいます。
そして、アメリカでなくても、日常の生活の中で、個々に感じているコロナへの危機感の度合いって違うと思うんです。
うまく表現ができないのですが、最近までその危機感のちがいに、疲れている自分がいたんですよね。
「自分が正しくて、他の人は間違っていると、恐怖心で感情のコントロールができずに決めつけていたのだと思います。」
そんな怒りを覚えている自分に情けなくなり、とても落ち込みました。
最初は、マスクを付けてない人を見ると、残念な気持ちになりました。今は「人それぞれ考えることが違うんだから、自分の固定観念で押し付けるのはやめよう」と思っています。
怒りやネガティブな考えは、何も解決しないですから。
先ほど我が家のコロナ対策についてご紹介したのですが、これはあくまでも個人的な対策です。我が家は、高齢の家族がいるので、厳しめに対策を取っています。
そして、自分の頭で考えて今の段階でコロナ対策になると思い行動にしてるので、今後考え次第で変わってくると思います。
さいごに:ロックダウン解除後3ヶ月のアメリカ、我が家のコロナ対策と日常について
いかがでしたでしょうか?
今回は、ロックダウン解除後3ヶ月の、アメリカに住む我が家のコロナ対策と日常について、お伝えさせていただきました。
長引くコロナ禍で、精神的にもアップダウンを繰り返し、なんとか前を向いて暮らしています。
お盆休みに、日本にいる親友が取りまとめをしてくれ、高校時代の友人とオンラインミーティングをしました。
それが、めちゃくちゃ楽しかったんです。久しぶりにお腹を抱えて笑いました。少し前ならオンラインミーティングなんてできなかったですよね。
コロナ禍でも、海外に住んでいてもこうやって連絡を取れて、なんて良い時代になったんだと思いました。
人とのつながりって、本当に大切だと改めて気付かされました。
コロナ禍だからこそ、友人や家族と連絡を取り合おう、対策をして会おうと思いました。
まとまりのない投稿でしたが、さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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