今回は、あくまでも個人的な発言ですが、アメリカに住むわたしが主婦目線で、「コロナはいつ終息するのか?」「今後のコロナの行方は?」「今後のコロナの生活は?」の3つの疑問について予想していきたいと思います。
2020年はじまりと同時に、新型コロナが世界中で大流行し、わたしたちの生活は大きく変わりました。
こちらは、以前投稿したものです。
コロナショック!アメリカで2週間家にこもって『今、感じること』
【新型コロナとどう向き合うか】アメリカで1ヶ月家にこもって気づいた事
リーマンショックから10年、そろそろ何かの経済的危機が起きるだろうと予測していましたが、まさか映画のようなパンデミックが起きるとは思ってもみませんでした。
そして、非常事態宣言が発令されロックダウンしたときは、不安で不安で仕方がありませんでしたが、半年ほどたった今ではコロナ禍の生活にかなり慣れてきました。
しかし、この先どんなことが起きるのか、世界がどう変わっていくのか考えると、『不安な気持ち半分、なにか新しい時代が来ると期待する気持ち半分」というところです。
いや、今のところ『不安70%が本音』です。なんだか、もやーっとするんですよね。
みなさんは、今後のコロナについてどう感じていらっしゃいますか?
しかし、「何が起こるんだろう?」と闇雲に不安な気持ちでいるよりも、「今何が起きているのか、今後どんなことが起こるのか」みずから予想してみることで、不安を解消でき、今後の対策を練ることが出来るのではないかと思うのです。
それでは、あくまでも個人的な意見ですが、今後について予想していきます。
コロナはいつ終息するのか?
結論から行きますと、本当にわたしの個人的な予想ですが、「2022年頃に終息とはいきませんが、世界全体でかなり落ち着いてくるのではないか」と思っています。
その理由を、お話ししていきます。
コロナ禍がはじまったとき、5月の日本行きを泣く泣くキャンセルしました。
そのとき家族や友人たちと、「秋あたりにまた日本に来れたらいいのにね」と当初は話していました。こんなに長引くとは思っていませんでしたから。
しかし、だんだんと状況は変わり「来年の桜の時期に行けたらいいのね」から、現在は「来年はどうかな?難しいかもしれないね」に変わってきています。コロナは厄介でいつ収束するのか予想できずにいます。
ワクチンが、早ければ日本では来年1月頃に開発され接種できるかもしれないとニュースもあります。→NHKー新型コロナワクチン 国内で1月から3月の供給に向け体制整備へー
しかし、以下の疑問点があります。
・安全性
・どれくらいの人がワクチンを必要だと感じ、接種したいと思っているのか
・ワクチンが果たして有効なのか
・どれぐらいのスピードで世界中に配布できるのか
まだわからない状態ですので、終息を予想することは難しいですよね。
グーグルは、社員の在宅勤務を2021年6月末まで可能にしました。→Yahoo!ニュースより、ー自宅でリモートワーク、いつまで? すでにグーグルは1年後まで出社不要にー
今後の、社員の生活の見通しを立てるためとのことですが、1年後まで出社の必要がないということは、「コロナの終息が1年はかかると予想してのことなのかな?」とわたしは感じました。
それから、航空便の国際線がコロナ前の数字に需要が回復するには、2024年になると予想されています。→NHKー航空便 国際線の需要回復 2024年の見通し 新型コロナウイルスー
グラフを見て、「2021年頃から、感染者の少ない国同士が国を行き来できるようになり、22~23年までに徐々にコロナの感染者減少とともに、入国可能な国が増えていく」と感じました。
そして、2024年には世界中を自由に旅できるようになり、コロナ前の2019年の水準まで回復すると思われます。
現在は、入国できたとしても日本を含め2週間の隔離対策をしている国もありますし、2021年は以前のように国内旅行に行けたとしても、海外へ旅行に行くのはまだハードルが高いままかもしれません。
ですから、22年になったら、国同士の規制や隔離などの対応も大幅に緩和され、海外旅行へ行く人も増えてくるのではないかと考えられます。
そして、日本はコロナの感染者数を少なく抑えているので、2021年にはかなりいい結果が見通せるのではないかと思います。
アメリカはといいますと、、、どうなるでしょうか。涙
あと2年ほどで、以前の生活とは同じといかないまでも、もしくはコロナ前とは違う形でできることが増えてくるのではないかと考えています。
あくまでも個人的な予想なのですが、もっと早くに収束してくれることを、心から願ってやみません。
今後のコロナの行方は?
コロナの攻略方法をわかってきたこともありますが、未知な部分もたくさんありますよね。
今後のコロナ禍の生活について考えてみました結果、以下の結論に至りました。
・長期的な厳しいロックダウンはこの先ない
・経済活動を維持させたまま、感染者数により調整する
・コロナの対策は、個人レベルで気をつけながら生活する
なぜ、この結論に至ったのか、ご説明させていただきます。
アメリカは3月に、日本は4月に非常事態宣言を発令しました。
そのとき、アメリカは生活に必要な業種意外の営業を停止させ、3ヶ月にわたる厳しいロックダウンをしました。
日本は、経済活動を強制してクローズさせることなく、自粛をお願いするにとどめまり、1ヶ月ほどで非常事態を解除しました。
現在、アメリカは経済に大きなダメージを残し、かつ第二波により感染者数は右肩上がりで、7月には1日で7万人もの感染者が出る日がありました。
2020年8月現在は1日3~4万人に落ち着いていますが、それでも感染者数は非常に高いです。死亡者数も18万人を突破しました。ニュースを見るたび、ため息が出ます。
日本は、経済活動や学校再開をしつつ、感染者数は多くなったものの、まだまだ低い水準を保っていて、すごいなぁと感心しています。
しかし、日本やアメリカで経済が持たなくなり、非常に厳しい状態を強いられています。
ですから、これから以前のような、長期的で厳しいロックダウンを今後することはないと思います。
経済活動を感染者数の増減で調整しながら、『withコロナ』コロナとともに生きることになるでしょう。
コロナ禍がはじまったときよりは、コロナについて研究でわかったこともありますし、たくさんの意見が飛び交っています。
「マスクやソーシャルディスタンスは有効だという研究もあれば、必要ないと言う考えもありますし、ワクチンが開発されればコロナは終息するという人もいれば、有効でないという人もいます。」
いろんな意見があるなかで、自分の頭で考えて、個人単位で気をつけていくしかないレベルになってきていると思うのです。
わたしも、毎日コロナ関係のネガティブなニュースをみて、恐怖心が募りました。
ですが、「怖い怖いと思うだけで、毎日疲れてしまい、しんどい日々を過ごしているだけでは、逆にストレスで病気になってしまうのはないか」と思ったんです。
冷静になり、本質を見極めるために色んな角度から情報を見るようにして、他の人の意見はどうなのか、よく考えてから判断するようにしています。
今後のコロナの生活は?
コロナ禍で、以前と変わったことってどんなことだと思いますか?
わたしは、一番感じたことが、『対面でのサービスが減った』とことだと思いました。
今後考えられることは、
・セルフサービス系のレストランが増え、フルサービスのレストランの値段が上がる
・対面式サービスの希少価値が高まり、バーチャルでの対応が増える
今回のコロナ禍で、まともにダメージを受けたのは、『観光業、飲食業、エンターテイメント』だと思います。
逆に、逆に自宅待機が続き、インターネットで買い物したり、リモートワークで仕事したり、IT系の力が存分に発揮されました。
コロナが収束しても、以前と同じままでは通用しないことが、多くなると考えています。
例えば、飲食業では、ソーシャルディスタンスや消毒をこまめにするなど、対策をしっかりとっていないとお客さんは以前のように戻らないと思います。
そして、その費用を飲食店が負担しないといけないわけですし、ソーシャルディスタンスによりお客さんの回転率が下がるので、人件費を削除するなり、料理の単価を上げなくてはならなくなってくると思います。
ですから、『ファストカジュアル』と言われる、セルフサービス系のレストランがこの先増えてくるのではないかと思います。→東洋経済新聞ー「びっくりドンキー」新業態はファンを掴めるかー
そうなると、フルサービスでのレストラン値段が、今後上がってくるのでないかと考えられます。
同様にヨガのクラス、コンサートなど、『ライブ』を体験するときは、感染対策のため以前のようにフルでお客さんを入れなくなるため、単価が高くなる可能性があります。
逆にオンライン配信が多くなり、設備投資が少なく、世界中から気軽に体験できるようになるので単価が安く、今までその場でしかできなかった体験が、バーチャルでどこでも体験できるようになるのではないかと考えられます。
たとえば、「好きなアーティストのコンサートに会場までは足を運べないけれど、ライブ配信のチケットを購入したから家のパソコンから見よう。」
というシチュエーションになり、「会場のチケットは1万円、ライブ配信は2000円というふうになるのかな?」っと思っています。
ライブや対面のサービスの希少価値が上がり、色んな分野のオンラインのサービスが増えると予想しています。
わたしは海外に住んでいるので、今まで行けなかった日本のアーティストのコンサートや、世界中の気になるワークショップなど、バーチャルで気軽に受けることができるのは個人的にとても嬉しいです。
本当は、ライブで体験したいですけれど、バーチャルで選択肢が増えるということは嬉しいことですね。
芸能人やユーチューバーがライブ配信をしていますが、こんなに近い距離感でコミュニケーションを取れることって今までなかったですよね。
さいごに:コロナはいつ終息する?アメリカ在住主婦が今後の行方について予想してみた
今回は、「コロナの終息はいつ頃になるのか?」「今後のコロナの行方は?」「今後のコロナの生活は?」の3つの疑問について、今考えているわたしなりの予想をシェアさせていただきました。
結論は、以下となりました。
・2022年になったら、ほぼ終息する
・長期的なロックダウンはせず、経済活動を維持し感染者数により調整する
・対面式サービスの希少価値が上がり、バーチャルでの選択肢が増える
今後、第三波、四波が来ることが予測されますが、これまでの経験があるので、経済活動を続けながら調整しつつ、きっと乗り切れると思っています。
収束まではまだ少し遠いですが、コロナを避けつつ、できることもたくさんあります。
たとえば、「映画を思う存分に楽しむ、バーチャルの料理のクラスを取ってみる、家族や友人と向き合う時間を大切にする、こんなときだからこそ将来について真剣に考えてみる。」
先ほどのグーグルのお話のように、IT企業で勤めている人リモートワークのため、出勤する必要がありません。ですから住む場所に縛られることなく、住みたかった街へ引っ越した人も多くいます。
不安も大きいですが、発想の展開により、コロナをきっかけに思いがけない出会いがあるかもしれません。
時には気持ちのアップダウンもあるけれど、それも学びの一つ。きっと終わりがあることを信じて、コロナ終息まで頑張っていきましょうね!
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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