今回は、夜型人間だったわたしが、1年間ほぼ毎日朝4時に起きて感じたこと、きっかけをご紹介させていただきます。
2019年1月から朝活をはじめ、病気をしたとき以外は、ほぼ毎朝4時に起きました。土日祝含めてです。
わたしはずっと夜型人間で、朝活という言葉が流行りはじめたころ、「朝から活動的になったら清々しい一日を過ごせそうだなぁ」と思っていました。
しかし、朝は1分でも長く寝ていたいと思うほど早起きが苦手な人なので「わたしにはムリムリ!」と感じていました。
そんなわたしが夜型人間から朝型人間にシフトし、「修行のようにイヤイヤ毎朝4時に起きていたのか」と言いますと、そうではありませんでした。
「朝起きることが楽しくなり、最初は6時起き、5時起き、そして最終的に4時起きへと変化していきました。」
そんなわたしが、朝活をしようと思ったきっかけや、1年間朝活をつづけて感じたことを今回みなさんにシェアさせていただきます。
目次
『朝活』をはじめるきっかけ
冒頭でもお伝えしましたが、わたしはずっと夜型人間でした。
わたしは、アメリカ在中9年目の主婦です。ハワイ留学中にアメリカ人の夫と出会い、そのままアメリカに住んでいます。→「ほどよい暮らしのはじめかた。」筆者のプロフィール
日本では、高校を卒業したあと就職し、事務職員として10年ほど(正社員・派遣社員)働きました。→派遣社員で働くメリットとは?派遣OLとして7年間4社で働いた体験談
独身時代や子どもが生まれるまでは、「夜遅くまでインターネットしたり本を読んだりする時間を何よりも楽しみに感じていて、朝はギリギリいっぱいまで眠ることがほとんどでした。」
正直なところ、早く起きなくてはいけない日は面倒に感じたり、早く寝ることがもったいないと思っていました。
子どもが産まれてから『自分の時間』が取れなくなった
子どもが産まれてからは、状況が変化します。「授乳で夜中に何度も起きなくてはいけなかったので、夜遅くまで起きていられなくなりました。」
「夜まとめて眠ることが難しくなり睡眠確保のため、夜は子どもたちと眠りにつき、朝は家族の朝食やお弁当の準備をするために家族より早くは起きていましたが、自分のために使う時間はありませんでした。」
授乳期が終わったら、今度は日々アクティブになる子どものお世話にどっと疲れ、寝かしつけながら子どもが先に寝ているのか、わたしが先に寝ているのかわからなくなるほどでした。
不器用ながらも、小さな子どもたちを育てるために、無我夢中で頑張りました。しかし、『自分の時間』を確保することができなくなり、次第にストレスがたまっていったのです。
もう一度『自分の時間』を取り戻す
出産をしてしばらくしたら、子どもを預けて職場復帰しようと考えていました。しかし、アメリカは保育費が非常に高く、時給とほぼ同じ金額の保育料を支払わなければなりませんし、車ももう一台買わないといけないくなります。
「わたしはアメリカでそこまで稼げるキャリアがなかったので、夫に働いてもらい、子どもたちの義務教育が始まるまで、わたしが家でみることにしました。」
しかしそんな中、わたしたちの住んでいるエリアは急成長し、一気に物価が上がってゆきました。→「中田敦彦のYouTube大学」を視聴して将来のお金について考えた
「下の子供が学校に行くまであと2年、学校に行きはじめたと当時にフルタイムで働かないと将来大変なことになると感じていました。」
「離職期間はほぼ10年、日常英会話は話せるもののビジネス英会話はまだまだなので、もっと磨き上げなくてはなりません。」アメリカでは年齢は関係ないと言われていますが、実力を伴って言えることです。
そして、「どんな仕事したいのか、2年後はどうなっていたいのか、どんな夢があるのか」今目の前にあることにいっぱいいっぱいで、未来のことなど考えられなかったのです。
わたしは非常に焦りを感じていました。「このままではいけない、自分が変わらないと何も始まらない」と思ったのです。2018年の年末のことでした。
まずは『自分の時間』を確保すること。夜は疲れて頭が働かないから、朝に時間を作るしかないと思ったのです。
『朝活』をはじめた最初の3日は、起きることが辛かった
いつもは6時45分に起きていました。家族が7時45分に起きるので、それまでに朝ごはんやお弁当を準備します。1分1秒でも長く寝ていたいと思っていました。
『朝活』初日
そこで、初日は6時に起きてみました。たかが45分でしたが、2019年1月にスタートしたので、寒くて布団から出るのがとっても辛かったです。
眠い目をこすりながらコーヒーを淹れて、パソコンの前に座ったのが6時15分でした。
30分の時間でしたが、いつもは子どもに朝食を食べさせながらコーヒーを飲んでいたので、久しぶりに1人でゆっくりと朝コーヒーを飲むことができました。
ちなみに、最初にパソコンで検索したワードは「やりたいことのみつけかた」でした。笑
『朝活』2日目
2日目は、5時半に目覚ましをセットしました。初日に30分だけだとあっと間に時間が過ぎてしまうので、最低でも1時間ほしいと思ったからです。
しかし、やっぱりいつもの習慣を変えることは難しく、起きることが辛かったです。布団の中でウダウダしてしまい、5~10分かかってしまいました。
そして、コーヒーを淹れてパソコンの前に座ったのが、6時でした。45分、時間を確保することができました。
しかし、ネットで調べものをしていると、あっという間に終わってしまいました。
そして、朝起きるのは辛いけれど、「朝、誰にも邪魔をされない時間っていいもんだな」と思い始めます。
『朝活』3日目
3日目は、5時に目覚ましをセットしました。初日より1時間早い時間にチャレンジです。
朝5時に起きたのなんていつぶりでしょうか?飛行機に乗るのに早く起きたことが最後だったと思います。
眠い目をこすり、今回も起きるのに5~10分かかりましたが、パソコンの前に座ったのが5時30分でした。
『朝活』をはじめて3日で、1時間15分時間を確保することができました。それだけの時間があると、できることが格段に増えてきます。
スマホばっかりの生活で、パソコンを開くことが久しぶりだったので、とても快適に感じました。1時間15分があっという間に過ぎていきました。
『朝活』開始10日後、朝4時に起きはじめた
それから1週間、毎日5時に起きました。「5時に起きてもまだ時間は足りないと感じていました。」そこで、朝4時に起きることにしたのです。
『朝活』10日目にして、朝4時に起きはじめるようになりました。そのころには、朝起きることが辛いと感じなくなりました。
学びたいことがたくさんありすぎて、4時でも時間が足らないと思っていましたが、それ以上早く起きるとさすがに睡眠不足になるのでやめました。
朝は頭が冴えると気づいた
わたしは以前、朝って眠気で頭が働かないイメージがありました。
しかし『朝活』をはじめてみると、めちゃくちゃ頭が冴えることに気づきました。
何ていうんでしょうか、頭の中がクリアになって、スイスイ作業ができるようになるんです。
4時に起きはじめたころ、わたしはエクセルで家計簿を作成していました。計算式を入れたり、数字とにらめっこしながら、そんなこともラクラクとできるようになりました。→悩み②Money【物価の急上昇により生活費のやりくりが難しくなった】
以前は、そんなことは早朝からやりたくありませんでした。
今まで時間がなくて解決できなかった悩みも、「時間にゆとりができ、頭がクリアになることによって、一つ一つ落ち着いて解決できるようになってきました。」→私が実践している【お悩み解決法】悩みを〇〇することで対処しやすくなる
そして、今まで全く考えもしなかった、「自分のブログ」を立ち上げることにもつながっていきます。→【御礼!】50記事を投稿してみて「感じたこと・想い」をお伝えします。
さいごに:「朝活』夜型人間の私が1年間、ほぼ毎朝4時に起きて感じたこと【動機編】
日々、目の前にあることに精一杯で、「自分の時間をどのようにして作るのか」考えることすらできなくなっていました。
わたしは、だんだんとネガティブになっていき、次第に勉強することや新しいものを発見する意欲を失っていきました。「どうせ、わたしには時間がないんだから」と考えることをやめてしまいました。
さいごには自己否定するようになり、「子育ても家事も中途半端で、アメリカではなんのキャリアもない、価値のない人間だ」と八方塞がりになっていました。
しかし、崖っぷちに立ち「エイヤ」と覚悟を決めて毎朝早起きしてみると、見える世界がガラリと変わり、なぜ『朝活』が流行るのかわかるようになったのです。
次回は、『朝活』をはじめて感じた「メリット・デメリット」をお伝えしたいと考えています。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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