今回は、小さなお子さんと一緒につくれる、『さくさくクッキー』のレシピをご紹介させていただきます。
わたしはアメリカ在住なのですが、日本で住んでいた頃は、ケーキ屋さんのクッキーが大好きでよく購入していました。
しかし、アメリカに来てから日本で購入していたような、シンプルなクッキーを見かけないことに気づきました。ケーキ屋さんやカフェに置いてあるのは、チョコやナッツがぎっしりと入ったものばかりです。
アメリカンなクッキーも大好きなのですが、「日本で食べていたような、甘さが控えめで、さくさくホロッとしたクッキーが食べたいと思うようになり、自分で作るようになりました。」
色んなレシピをためし、砂糖の種類や量、バターの量もかえて作ってみた中で、こちらのレシピが家族に好評だったので、今回ご紹介させていただくことにしました。
簡単につくれますし、こねたり、かき混ぜたり、簡単な工程ばかりですので、小さなお子さんとのアクティビティにもピッタリです。
我が家でも娘と新型コロナのおこもり生活中に、何度焼いたか覚えていないほど作りました。
今回も娘と一緒に作りましたので、写真に娘の小さな手が入り込んでいますが、ご了承くださいませ^^
それでは、【さくさくクッキー】の作り方をご紹介していきます。
目次
【さくさくクッキー】の作り方
【さくさくクッキー】を、以下の7つの工程で作っていきます。
①バターを角切りにする
②【材料A】を泡立て器でかき混ぜる
③卵とバニラエッセンスをかき混ぜる
④①のバターを【材料A】に入れ、バターをつぶしながら混ぜ合わせる
⑤④の生地に③の卵とバニラエッセンスを加えかき混ぜる
⑥生地を2つに分け、ラップで包み冷凍庫で1時間寝かせる
⑦冷凍庫で寝かした生地を、型抜きもしくは包丁で切り、180度に予熱したオーブンで10~15分焼く
それでは、つくっていきましょう!
【さくさくクッキー】の材料
【クッキーの材料】
・バター 125グラム ※冷蔵庫から取り出した冷たい状態
・たまご 大1個 ※冷蔵庫から取り出した冷たい状態
・バニラエッセンス 小さじ4分の1 ※お好みで
◆材料A◆
・小麦粉 250グラム
・粉糖 100グラム
・塩 小さじ4分の1 ※有塩バターの場合はやや少なめに
塩は、以前ご紹介した『Sunfood』ヒマラヤン・クリスタルソルト、バニラエッセンスは、『Simply Organic』のバニラエッセンス、ともに『iHerb(アイハーブ)』で購入しました。
①バターを角切りにする
冷蔵庫から出したての冷たいバター、125グラムを図り角切りにします。
上の写真の用に、ざっくり大きめの角切りでOKです。後で手でつぶしていきますので、だいたいの大きさで構いません。
わたしは、以前『バナナ・チョコレートチップ・マフィン』でご紹介した、「タニタのキッチンスケール」を使用しています。→毎朝食べたい!甘さ控えめ『バナナ・チョコレートチップ・マフィン』のレシピ
②【材料A】を泡立て器でかき混ぜる

【材料A】の小麦粉250グラム、粉糖100グラム、塩小さじ4分の1を泡立て器で、まんべんなくかき混ぜていきます。
本来ならば、振るいにかけたほうがいいです。しかし、振るいにかけるともう一つボウルが必要になりますし面倒なので、泡立て器でグルグルとかき混ぜて振るいの代わりをしています。
泡立て器は、以前『ダルゴナコーヒー』でご紹介した、『OXO(オクソー)』の泡立て器を使用しています。→【ふわふわの泡が美味しい!】今話題の『ダルゴナコーヒー』の作り方
持ち手がシリコンになっていて、しっかり握れるようになっているので、使用していても疲れにくいのが特徴です。とってもおすすめです。
③卵とバニラエッセンスをかき混ぜる

卵1つをしっかりとかき混ぜます。

かき混ぜた卵に、バニラエッセンス小さじ4分の1(お好みで)を加えます。
④①のバターを【材料A】に入れ、バターをつぶしながら混ぜ合わせる

バターを泡立て器でかき混ぜた【材料A】に入れ、バターをつぶすように混ぜ合わせていきます。
バターが手の温度で溶け切らないように、素早く作業を行うことがクッキーをサクサクにするポイントです。

娘はバターをつぶす作業がとっても好きで、砂遊びをしているような感覚です。

上の写真のように、だんだんとバターがつぶれてホロホロになってきます。
「ギュッと生地をつかみ、固まった生地を指で押すと、ホロッとくずれるくらいになるまで混ぜあわせます。」
楽しいのでずっと触っていたいですが、グッとこらえ次の工程へ進みます。
⑤④の生地に③の卵とバニラエッセンスを加えかき混ぜる

③の卵とバニラエッセンスを混ぜたものを、生地に流し入れます。※机が散らかったままで申し訳ありません。。。
生地がひとまとまりになるまで、さっくりと混ぜ合わせます。
最初のうちは、手にくっつき混ぜにくいですが、混ぜていくとだんだんとまとまってきます。

上の写真のように、手に生地がひっつかなくなったら完成です。
⑥生地を2つに分け、ラップで包み冷凍庫で1時間寝かせる

上の写真のように、出来上がった生地を2つに分けます。
「今回は型抜きクッキーにする予定だったので、このまま型抜きできるように薄くのばしました。」
※型抜きにしない場合は、直径3~4センチの筒型にのばして、ラップに包みます。
サクサクのクッキーにするポイントは、できるだけ生地を手でさわらないことです。手の温度でバターが溶けるとサクサク感がなくなってしまいます。
今回は娘のリクエストで型抜きクッキーにしましたが、筒型のほうが手で触れる時間が少ないので、サクサク度は上がります。

生地の厚みは5ミリくらいです。

冷凍庫に入れ1時間ほど寝かせます。
⑦冷凍庫で寝かした生地を、型抜きもしくは包丁で切り、180度で予熱したオーブンで10~15分焼く

オーブンを180度に予熱します。
型抜きクッキーにする場合は、少しだけ溶けるのを待って型抜きします。上の写真は型抜きバージョンです。
「うさぎとくまとハートの型を使用しました。余った生地は丸く捏ねてフォークで押さえつけて模様をつけました。」
下の写真は、以前作ったものです。半分を筒状、もう半分を型抜きにしました。筒型の凍った生地を5ミリ幅に包丁で切っていきます。

我が家はアメリカのオーブンでとても大きいので、一度に焼くことができますが、日本サイズのオーブンですと2回分となります。
一度に焼かない場合はそのまま冷凍庫で保存できます。
180度に予熱したオーブンに入れ、10~15分焼きます。

表面が薄いきつね色になったら、オーブンから取り出します。

ラックに置いて、粗熱が取れたら完成です。
【さくさくクッキー】の完成です!

型抜きクッキーは厚さが均等にならなかったため、少し焼きムラができましたが、とっても美味しくできました。
下は、以前作った筒型半分の焼き上がりです。

完成した、ハート型のクッキーです。

こちらは筒型です。

さくさくホロホロに出来上がりました。

シンプルで、しっかりとバターの味わいを感じることができます。飽きのこない味なので、食べだすととまらなくなります。
以前ご紹介した、『ダルゴナコーヒー』との相性もバッチリです。→【ふわふわの泡が美味しい!】今話題の『ダルゴナコーヒー』の作り方

さいごに:小さなお子さんと一緒につくれる『さくさくクッキー』のレシピ

いかがでしたでしょうか?
今回は、小さなお子さんと一緒につくれる『さくさくクッキー』のレシピをご紹介しました。
ケーキ屋さんで買うような、美しい形のクッキーではありませんが、シンプルで素材の美味しさをしっかりと味わえる素朴なクッキーです。
我が家では、おやつにはもちろんのこと、フルーツを添えて簡単な朝食にしています。
アレンジも可能ですので、チョコレートディップにしてみたり、スライスアーモンドを混ぜて焼いても美味しいですよ。
シンプルなサクほろクッキーをお探しの方は、ぜひためしてみてくださいね。
当ブログでは、かんたんに作れる料理のレシピやレビューをご紹介しています。→カテゴリー:レシピ&レビュー
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
◆ブログランキングに参加しています。もしこちらの記事を気に入っていただけましたら、下のボタンをクリックしてくださると、励みになります。