今回は、甘さ控えめの『バナナ・チョコレートチップ・マフィン』のレシピをご紹介します。
「バナナを1房購入し、2~3本は食べたものの、残りを忘れていて熟しすぎてしまったことがありませんか?」
わたし、けっこうやってしまうんですよ。足りなくなったら嫌だなと思って、1房買っても余ってしまう。
熟しすぎたバナナを、このまま捨ててしまうのは悲しいので作り始めたのが、今回ご紹介する『バナナ・チョコレートチップ・マフィン』です。
わたしはバナナマフィンが好きで、よくカフェやベーカリーでコーヒーのお供に買います。
バナナマフィンって、しっかりとお砂糖を入れたほうが美味しいんです。ですからお店で売られているものも、たくさんお砂糖が入っています。
しかし、たまにお店で食べるくらいだったら気にしないのですが、お家の朝ごはんでいつでも食べれるようにしたいと思い、甘さ控えめのバナナマフィンをためしに作ってみたのですが、あんまり美味しくなかったんです。
そこで、シナモンやチョコレートチップを入れてみると、お砂糖が少なめでも美味しく出来上がるようになりました。
それから、『バナナ・チョコレートチップ・マフィン』は我が家の定番となりました。
それでは、作り方をご紹介していきます。バナナの大きさにもよりますが、マフィン型4~5つ分のレシピとなります。※わたしは倍量で作っていきます。
目次
【バナナ・チョコレートチップ・マフィン】の作り方
【バナナ・チョコレートチップ・マフィン】を、以下の3つの工程で作っていきます。
- オーブンを予熱し、【材料A】を混ぜ合わせる
- すべての材料を混ぜ合わせる
- 生地をマフィン型に入れ、オーブンで焼く
それでは、つくっていきましょう!
【バナナ・チョコレートチップ・マフィン】の材料
【マフィン4~5個分の材料】
・バター 35グラム
・メープルシロップ 35グラム ※砂糖、はちみつ、アガベでもお好きな甘味料をご使用ください。
・卵 2個
・牛乳 35グラム ※豆乳などでもOKです。
・バニラエッセンス 小さじ4分の1 ※お好みで
・完熟バナナ 大2本 ※よく熟れたものがいいです
・チョコレートチップ 50グラム
◆材料A◆
・薄力粉 150グラム ※今回は50グラムを全粒粉、100グラム薄力粉にしました。
・ベーキングパウダー 6グラム
・シナモン 大さじ半分 ※お好みで増減してください
※わたしは、今回倍量で作っています。
オーブンを予熱し、材料Aを混ぜ合わせる
オーブンを175度にセットし予熱します。
◆材料A◆
・薄力粉 150グラム
・ベーキングパウダー 6グラム
・シナモン 大さじ半分
材料Aをボウルに入れます。写真のように「タニタのキッチンスケール」を使うと、追加計量できるのでとても便利です。
わたしは旧バージョンを愛用していますが、最新のものは、3キロまで0.1グラム単位で計測し、グラムだけでなくミリリットルの計測もしてくれる優れものです。
シナモンは、先日iHerb(アイハーブ)購入しました。香りがとってもよいですね~。→おすすめ!アイハーブの購入品をご紹介します【食品・2020年2月】
わたしの家族はシナモンが好きなので、レシピより少し多めに入れています。
材料Aを、泡立て器で混ぜ合わせます。

ぐるぐると、粉がまんべんなく混ざるようにします。
ふるいにかけたほうがより細かく混ざるのですが、このレシピはそこまで神経質にならなくてもOKです。

粉が均等に混ぜ合わさったら完成です。
溶かしバターをつくる

バター35グラムを、湯煎もしくはレンジで15秒ほどチンして溶かしバターを作ります。
ポイントは温めすぎないことで、すこしバターの塊があるところで止めておきます。そうすると容器の熱で溶けてくれます。
バナナをつぶしてピュレ状にする

このバナナの完熟ぶりを見てください。はい、買ったことをただ忘れていただけです。。。こんなときは、気を取り直してバナナマフィンをつくる絶好のチャンスです!
ちなみにわたしは少し青いバナナが好きで、その時を逃してしまうと、バナナマフィン行きになることが多いです。笑
それでは、完熟バナナの皮をむいて、バナナをつぶしていきます。

このように、ボウルに入れてフォークで、「ギュッギュッ」とつぶしていきます。
バナナが柔らかくなっているので、簡単につぶすことができます。ポテトマッシャーがある方は、それをご使用ください。
「わたしは、下の写真のようにバナナの食感が出ないところまで、しっかりとピュレ状にするのが好きですが、お好みの加減でつぶしてくださいね。」

すべての材料を混ぜ合わせる

卵2コを割り、泡立て器でしっかりとかき混ぜます。

牛乳35グラムを入れて、しっかりとかき混ぜます。

メープルシロップ35グラム、もしくはお好みの甘味料を入れよくかき混ぜます。

先程つぶした完熟バナナを入れ、よくかき混ぜます。

お好みでバニラエッセンスを入れます。わたしは、先日購入した『Simplt Organic』のバニラエッセンスを使用しました。

材料A(薄力粉、ベーキングパウダー、シナモン)をかき混ぜたものを、一気に加える。

泡立て器からスパチュラに持ち替え、片手でボウルを回しながら下から上にを繰り返し、サックリと混ぜて合わせていきます。

下の写真のように、半分ほど粉っぽさがなくなるまで混ぜます。

そこへ、チョコレートチップを入れて、先ほどと同じように下から上に混ぜ合わせていきます。

チョコレートチップは、先日購入した『Equal Exchange』のセミスイートチョコを使用しました。
チョコレートチップが均等になり、粉っぽさがちょうど無くなったところで、手を止めます。

混ぜすぎないところがポイントです。
生地をマフィン型に入れ、オーブンで焼く

マフィン型を用意し、生地を入れていきます。
スプーンで生地をすくい、マフィン型へ8割ほど入れていきます。

わたしは、マフィン型からあふれ出る『キノコ型』がお気に入りなので、個数を少なめにしマフィン型にたっぷりとのせました。

「なぜ『キノコ型』が好きかといいますと、焼かれる面積が広いので出来上がった時に、上の部分がサクサクに仕上がります。」
上はサクサク、下の部分はしっとりと、2度美味しさを味わうことができるからです。
生地をマフィン型に入れたら、マフィン型をテーブルにトントンと平行に落とし、空気抜きをします。
空気抜きした生地を、175度に予熱したオーブンへ入れ、30分焼いていきます。

30分たったらオーブンを開け、竹串か菜箸をさし、生地がついてこなかったら、完成です。
もし、生地が竹串についてくるようでしたら、あと5分ほど追加で焼いていきます。

出来上がりの目安は、きつね色になっていることです。
出来上がった生地をオーブンから出し、焼き縮防止のため30センチほどテーブルの高い位置から、『トン』と一回落とします。

ラックに置いて、少し休ませたら完成です!
【バナナ・チョコレートチップ・マフィン】の完成です!

シナモンと甘い香りが部屋中に広がります。生地をたっぷりマフィン型に入れたので、こちらのようにしっかりと膨らんでいます。
出来上がりをすぐ食べたいところですが、焼き上がりは崩れやすいため、少しだけ冷めてからマフィン型から外してくださいね。
出来上がりは、トップの部分はサックリ、下の部分はしっとりしています。

4分の1に切った断面図です。チョコレートチップが均等に混ざり、上手くできました。

出来立ても美味しいですが、冷めてからラップにくるみ、翌日にはしっとり美味しい『バナナ・チョコレートチップ・マフィン』となります。
冷凍保存も出来るので、わたしは今回のレシピを2倍つくり、半分の量を冷凍しました。冷凍のまま半分に切りトースターで温めると、サックリと美味しくお召し上がりいただけます。
さいごに:毎朝食べたい!甘さ控えめ『バナナ・チョコレートチップ・マフィン』のレシピ

いかがでしたでしょうか?
今回は、『バナナ・チョコレートチップ・マフィン』のレシピをご紹介しました。
わたしは今回メープルシロップを使用しましたが、お砂糖やてんさい糖、アガベシロップを使ってもいいですし、粉の割合も、ご自分のお好きな用にかえていただけます。
チョコレートチップも今回は、セミスイートにしましたがダークチョコレートでもミルクチョコでも、お好きなものを使用して作ってみてくださいね。
新型コロナウイルスで、日本では学校が休校になると日本の友人や連絡がありました。
急な出来事に、とくに小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は、とても大変だとお察しします。
今回ご紹介したレシピは、とても簡単ですので、卵を混ぜたり、バナナをつぶしたり、お子さんにお手伝いしてもらいながら作っていただけます。
もし、お家での過ごし方のご参考の一つとなりましたらと想い、今回ご紹介させていただきました。
わたしの住むアメリカでも、日本より少し遅れてウイルスが広まってきました。
一日でも早く収束し、いつもの生活が戻ってきますように。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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