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緑茶の美味しさ再発見!静岡の『高級深蒸し煎茶・金谷いぶき』をお取り寄せ

緑茶の美味しさ再発見! 静岡の『高級深蒸し煎茶・金谷いぶき』をお取り寄せ

先日、静岡の『高級深蒸し煎茶・金谷いぶき』をお取り寄せしました。

前回ご紹介しました「青木松風庵」のお菓子とともに、美味しい緑茶を飲みたいと思い、緑茶をお取り寄せするために色々と調べてみました。

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その中でとくに気になったのが、今回ご紹介する『高級深蒸煎茶・金谷いぶき』だったのです。

緑茶は生活の中で、一番なじみのある飲み物にもかかわらず、緑茶についてあまり知識がありませんでした。

実際に『高級深蒸煎茶・金谷いぶき』を飲んでみて、緑茶に対する考え方が180度変わりました。そして緑茶の魅力にすっかりハマってしまったのです。

それでは、『高級深蒸煎茶・金谷いぶき』の魅力と、「緑茶について」「深蒸し煎茶の美味しい淹れ方」もあわせて、お伝えしていきます。

『高級深蒸し煎茶・金谷いぶき』を購入するきっかけ

高級深蒸し煎茶・金谷いぶき

アメリカに移住したことや、出産をきっかけに、緑茶を飲む機会が極端に減りました。

なぜなら日本食を食べる機会が減ったことと、緑茶はカフェインが高めなので、「日本茶を飲むならカフェインが少ないほうじ茶、ノンカフェインのハーブティー」を好んで飲むようになったからです。

日本で毎日のように緑茶を飲んでいたときも、あまり緑茶の美味しさをわかっていなかったので、ただ単に「毎日のご飯のお供に飲むもの」と思っていました。

先日、『青木松風庵』のお菓子についてご紹介したのですが、夏の疲れで、むしょう故郷のお菓子が食べたくなり、両親にお願いして日本から送ってもらうことにしたのです。

青木松風庵のお菓子

そして「お菓子とあわせて、美味しい緑茶も飲みたいなぁ」と思ったのです。

ハリオのティーポットも買いましたし、せっかくだから少し高級な緑茶を購入したいと思い検索しました。

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緑茶について調べていて、気になったものがありました。それは、和茶倶楽部さんの『高級ボトリングティー 息吹』です。

 

ワインのようにいただくのだそうですが、その金額にびっくりしました。なんと180mlで7,400円です!最高級の茶葉を、お茶のプロの手でつくられた完全受注のお品なのです。

 

「高級なお茶は、どんな味がするんだろう?」と思いました。

しかし、残念ながらわたしには高級すぎます。。。そこでこのボトリングティーに使用されている、茶葉はどんなものかと調べてみると、『高級深蒸煎茶・金谷いぶき』という名で、50gで1,000円(税抜)で売られていました。

高級深蒸し煎茶【金谷いぶき】

これなら私にも手に入る金額なので、購入してみることにしました。

もちろんプロのようなテクニックはないので、味は変わってくると思いますが、ためしてみたくなったのです。

お茶について

『HARIO(ハリオ)』『茶茶急須 丸』ティータイム

緑茶と煎茶のちがい?

そもそも「緑茶と煎茶のちがい」って何なんでしょう?

緑茶とは摘み取った直後に発酵を止める不発酵茶つまり日本茶全般を指します。 煎茶も玉露も、玉露に似た栽培方法のかぶせ茶も、緑茶を熱で焙じるほうじ茶も含めて日本茶全般の総称を緑茶といいます。

ー宇治園さんのウェブサイトより引用ー 緑茶とは?

なるほど!緑茶は日本茶の総称で、煎茶は緑茶の一部であり、栽培方法や製造加工によって、名称がかわってくるのですね。

お茶の種類【緑茶、紅茶、ウーロン茶のちがい】

お茶の種類についても、宇治園さんが詳しく説明されています。

-宇治園さんのウェブサイトより- お茶の種類 

発酵の有無、発酵度合いによりお茶が変化します。

・不発酵茶 → 緑茶(ほうじ茶・玄米茶も含む)
・発酵茶 → 紅茶
・半発酵茶 → ウーロン茶

1本の茶樹から、製造加工の仕方のちがいにより「緑茶・紅茶・ウーロン茶」になるなんて、知りませんでした。

そして、伊藤園さんの「お茶百科」より、お茶の分類チャートがとてもわかりやすいです。
―伊藤園「お茶専科」ウェブサイトより― お茶の分類 

煎茶とは?

緑茶といいますと、煎茶が一般的なんだそうです。さて煎茶はどのような工程で製造されているのでしょうか?

こちらも伊藤園さんの「お茶百科」より、詳しく説明されています。
―伊藤園さんの「お茶百科」ウェブサイトより― 煎茶の製造工程

煎茶を製造するのに、茶葉を摘採ったあと「蒸し」「揉み」「乾燥」など約10種類の工程を経て、完成します。とっても手間がかかっているんですね。

“深蒸し”煎茶とは

わたしが今回購入した『深蒸し煎茶』の製造工程は、「蒸し」の工程で、一般的な煎茶は「約20秒~30秒」に対し、『深蒸し煎茶』は「約40秒~60秒」と2倍長く蒸されています。伊藤園さんの煎茶の製造過程より

長く蒸されることにより色が鮮やかな緑色になり、味はコクが強くなり、渋みがまろやかになります。長時間蒸されることにより、茶葉が細長くなり、粉っぽくなります。

深蒸し煎茶・金谷いぶき

濃い緑色が鮮やかで、細長くとっても繊細です。

「深蒸し煎茶」を淹れるのに使用したもの

煎茶を入れる道具

では今回、お茶を淹れるにあたり、使用したものをご紹介します。

『高級深蒸し煎茶・金谷いぶき』

深蒸し煎茶・金谷いぶき

和茶倶楽部さんより、『高級深蒸煎茶・金谷いぶき』

ハリオのティーポット 茶茶急須 丸 700mL

 

ハリオの湯呑み 耐熱湯呑み 2客セット

 

Coffee Gatorの温度計付きコーヒードリップケトル1L

 

温度計が付いているので、最適な温度がわかります。

Coffee Gator ケトル

『深蒸し煎茶』の淹れ方

お茶を淹れる

今回、2人分のお茶を淹れます。お湯を200ml(100ml/1人前)、茶葉は4g(2g×2人分)使用しました。

【一人分の目安】

・お湯 70~100ml

・茶葉 2~3g

「日本料理レシピTV」さんの動画を、参考にさせていただきました。

 

お湯を70~75℃に冷ます

熱湯を使用すると、一煎目・二煎目には温度が高すぎるため、急須→湯呑みにお湯を移し替えて、およそ70℃になるまで冷まします。(湯呑みを持てる限界の熱さが70℃の目安です)

お湯を湯呑みに入れる

お湯を冷ますことにより、高温で苦渋味が出ず、甘くまろやかな味わいになります。

『深蒸し煎茶』は、一煎目・二煎目・三煎目もしくはそれ以上、お茶を楽しむことができます。

【温度の目安】

・一煎目 70~75℃

・二煎目 80~85℃

・三煎目~ 95℃~

急須に茶葉を入れる

急須に茶葉を入れます。2人分で4g入れました。

急須に茶葉を入れる

茶葉を急須に入れるとこんな感じです。急須の底面に少し覆う量です。

急須に茶葉を入れる

少量のお湯しか使用しないので、しっかりと茶葉を浸出させるために、今回茶こしは外しました。

湯呑みのお湯を急須に入れ、30秒~1分待つ

湯呑で70℃に冷ましたお湯を、急須に注ぎます。

湯呑みのお湯を急須へ

そして30秒~1分、待ちます。

急須のお茶

じわじわお茶が浸出され、緑色に変化していきます。

急須のお茶を湯呑に注ぐ

急須に入った出来たてのお茶を、湯呑に注いでいきます。

お茶を湯呑に注ぐ

茶こしでお茶を濾しながら「まわし注ぎ」して、お茶の濃さが均等になるようにします。そして最後の一滴まで注ぎきります。

お茶を濾しながら注ぐ

一煎目を終えた急須は、二煎茶を淹れるために、フタをとって置いておきます。

『深蒸し煎茶』一煎目の完成です。

深蒸し煎茶一煎目

色は黄緑で、とっても鮮やかできれいです。

【高級深蒸し煎茶”金谷いぶき”】を味わう

『HARIO(ハリオ)』『茶茶急須 丸』『耐熱湯呑み』

『深蒸し煎茶』の一煎目

『深蒸し煎茶』の一煎目を味わってみました。

深蒸し煎茶一煎目

とにかくお茶の味わいが濃く、ギュッと濃縮されている感じです。

しかし、「しっかりとした甘みや渋味も感じるけれど、まろやかで後味に渋さが残らないので、味が濃縮されているのにさっぱりしています。」お茶の香りが鼻にスーっと抜けていく感じがします。

このようなお茶は、飲んだことがありません。ワインを飲むようにゆっくりといただきましたが、これはかなり感動的です!

こちらは、お菓子といただくより、お茶だけをゆっくり味わいたいと感じました。

『深蒸し煎茶』の二煎目

二煎目は85℃で1分待ちました。

煎茶二煎目

色は一煎目より濃く、深緑です。

「見た目のように味わいは濃く、一煎目より甘みが控えめで、渋みも苦味もしっかりと感じられます。コーヒーで例えるとエスプレッソのようです。」

そして一煎目と二煎目で、全く味が違います。濃厚な旨味をダイレクトに味わうことができます。

こちらはお茶単体より、お菓子と一緒にいただくと、美味しさが際立つと感じました。

一煎目と二煎目の比較

煎茶一・二煎目比較

写真左が一煎目、右が二煎目です。色合いが全然違います。

【一煎目】

味が濃いが、さっぱりしてまろやか。甘み、渋みを感じるが後味は爽やか

【二煎目】

味が濃い。甘みが減り、渋み苦味がしっかりと感じられる。エスプレッソのよう

ちなみに、三煎目はまたちがう味わいでした。

「色は淡い緑色、味わいは苦渋感が減り、まろやかになります。濃さがなくなった分、ごくごくと飲めるようになります。やわらかでさっぱりしています。」

高温になるほど苦渋味が出るので、ご自分のお好みで温度を調節しつつ、味わってみるのも楽しいですね。いや~、煎茶って興味深く面白いです。

和茶倶楽部で購入したもの

和茶倶楽部で購入したもの

今回、静岡の『和茶倶楽部』さんでお茶を購入しました。

和茶倶楽部さんは、お茶だけでなく、お茶を使った商品も販売されていて、どれも美味しそうです。「日本にいる時に、抹茶スイーツをためしてみたいなぁ」と思いました。

 

『高級深蒸し煎茶・金谷いぶき』

高級深蒸し煎茶【金谷いぶき】

日本茶AWARD 『うまいお茶』部門 審査員奨励賞を受賞したお茶です。

4月の新芽出たての頃を手摘みしたお茶で、最高級の深蒸し茶になります。柔らかい摘みたての優しいお茶の味を御堪能頂けます。繊細な手摘みのお茶です。湯ざましをしっかりとしてお茶を淹れてください。

ー和茶倶楽部さんのウェブサイトより引用ー

静岡県産、50g入で、1,000円(税抜)です。

『高級深蒸し煎茶【金谷いぶき】』

その他に購入したもの

外出先でも飲めるように、三角テトラティーバッグのお茶を「ほうじ茶」「玄米茶」「煎茶」の3種類購入しました。三角テトラティーバッグなので、お茶がしっかりと浸出されます。

<有機すこやか>ほうじ茶ティーバッグ(紐付) 3g×15ヶ入

<有機すこやか>ほうじ茶ティーバッグ(紐付)

 

<有機すこやか>ほうじ茶ティーバッグ(紐付) 3g×15ヶ入

<有機すこやか>抹茶入り玄米茶ティーバッグ(紐付) 3g×15ヶ入

<有機すこやか>抹茶入り玄米茶ティーバッグ(紐付)

 

<有機すこやか>抹茶入り玄米茶ティーバッグ(紐付) 3g×15ヶ入

<有機すこやか>煎茶ティーバッグ(紐付) 3g×15ヶ入

<有機すこやか>煎茶ティーバッグ(紐付)

 

<有機すこやか>煎茶ティーバッグ(紐付) 3g×15ヶ入

さいごに:緑茶の美味しさ再発見!静岡の『高級深蒸し煎茶・金谷いぶき』をお取り寄せ

アメリカに移住してから、和食や和菓子を食べる機会が少なくなったので、以前のように緑茶を飲む習慣がなくなってしまいました。

しかし今回、『深蒸し煎茶【金谷いぶき】』を飲んで、緑茶の良さ、そして凄さを再確認しました。それから毎日緑茶をいただいています。

日々あわただしく過ごしていますが、「お茶でホッと一息する時間はとても大事」だと感じています。

そして、緑茶のことをもっと知りたくなったので、他の種類のお茶も今後ためしてみたくなりました。

「家族や友人と、美味しいお菓子とお茶を飲み比べをする、ティーパーティーをひらいてみるのも楽しそうだなぁ」と考えています。

いかがでしたでしょうか?

みなさんのティータイムの参考になりましたら、幸いです。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。

 

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