レシピ&レビュー

米麹から作る『甘酒』の作り方、魔法瓶でカンタンにできます。

魔法瓶でカンタンに! 米麹から作る『甘酒』のレシピ

今回は、魔法瓶で簡単に作れる、米麹を使った『甘酒』についてご紹介させていただきます。

以前、米麹を使用した、『塩麹と醤油麹』のレシピをお伝えしました。→アメリカでも麹が人気!旨味がたっぷり『塩麹・醤油麹』の作り方

わたしは、アメリカ暮らしですが、ありがたいことにアジア系のグロッサリーストアが近くにあり、日本食に困ることがありません。

しかし、日本から輸入していますし、わたしの住んでいる地域は物価が高いこともあり、価格は高めです。

ですから、手作りできるものは、なるべく作るようにしてコストを抑えています。

今回ご紹介する甘酒のレシピは、酒粕でなく『米麹からつくる甘酒』ですので、アルコールを含みません。小さなお子さんやアルコールに弱い方でも、お楽しみいただけるレシピとなります。

そして、炊飯器やヨーグルトメーカーを使用せずに、『魔法瓶』を使った簡単レシピです。

「米麹からつくる甘酒は、お砂糖や甘味料が一切入っていないのに、発酵させることにより糖化し自然な優しい甘さが出てきます。」

米麹から作られた甘酒は、『飲む点滴』と言われるほど栄養が豊富です。

わたしは、疲れたと感じると、「甘酒そろそろ作ろうかな?」っと思います。

塩麹のようにいつも冷蔵庫にあるわけではありませんが、必要なときだけに作っています。

それでは、早速つくっていきましょう!

【魔法瓶でカンタンに】米麹から作る『甘酒』の材料

米麹から作る甘酒の材料

米麹から作る『甘酒』の材料(魔法瓶500ml用)

・ご飯(残りご飯でOKです) 150グラム

・水 200グラム

・米麹 150グラム

・500ml入る・魔法瓶

ご飯は、炊きたてでも、冷ご飯でも構いません。

米麹は、今回も近くのアジアン・グロッサリーストアに売っている「Cold Mountain」の米麹を購入しました。容器に567グラム入っていて、お値段はおよそ7ドルです。

米麹から作る甘酒の材料

少し割高になりますが、アメリカのアマゾンでも、日本から輸入された「みやこの米麹」を購入できます。

日本でしたら、スーパーで簡単に手に入りますし、ネットショップでは、オーガニックの米麹や玄米麹も売られています。

魔法瓶は、とても薄くて軽いのに、保温効果がとても高い『サーモス』を使用しています。

今回使用している『サーモス』は、いつも『白湯』専用に使用しているものです。

わたしは白湯が大好きで、コーヒーや紅茶などのニオイ移りしないように、サーモスを専用の容器にしています。

冬場は、『タオルと保温バッグ』で暖かさをキープ

米麹から作る甘酒の材料

冬場は、魔法瓶の温度が下がらないように、念の為タオルをぐるぐる巻きにし、保温バッグに入れています。

保温バッグは、夏場に保冷バッグとして使用してたものです。

【魔法瓶でカンタンに】米麹から作る『甘酒』の作り方

【魔法瓶でかんたんに】米麹から作る『甘酒』の作り方

まずはじめに、魔法瓶の中に熱湯を入れ、温めておきます。

小鍋に、ご飯150グラムに、水200グラムを注ぎます。

わたしは、以前ご紹介した『十得鍋』の16センチを使用しました。→ゆるミニマリストが選んだお鍋、『十得鍋』の魅力をご紹介【レビュー】

【魔法瓶でかんたんに】米麹から作る『甘酒』の作り方

スプーンで混ぜながら、お粥を作っていきます。

中火にして、スプーンでかき混ぜながら5~10分たつとグツグツと煮えだし、お粥が出来上がります。

【魔法瓶でかんたんに】米麹から作る『甘酒』の作り方

ここからは、時間との勝負です!!!

温度を下げてはならないので、素早く行きます。

火を止め、米麹を投入します。

【魔法瓶でかんたんに】米麹から作る『甘酒』の作り方

そして、よくかき混ぜます。

【魔法瓶でかんたんに】米麹から作る『甘酒』の作り方

熱湯を入れ温めておいた魔法瓶のお湯を捨て、よくかき混ぜたものを素早く入れていき、フタを締めます。

そして、中身が均等になるように、魔法瓶を10回ほど振ります。

【魔法瓶でかんたんに】米麹から作る『甘酒』の作り方

米麹の糖化に最適な温度は、55度~60度です。

お粥を作った熱々のお鍋の中に、米麹を加え魔法瓶に入れた時点でだいたい60度くらいになります。

フタを締めた魔法瓶を、タオル2枚でぐるぐる巻きにします。

【魔法瓶でかんたんに】米麹から作る『甘酒』の作り方

輪ゴムで止めて、保温バッグに入れます。

【魔法瓶でかんたんに】米麹から作る『甘酒』の作り方

そして、春夏秋はだいたい8時間、冬は10時間をめやすに休ませます。

【魔法瓶でかんたんに】米麹から作る『甘酒』の作り方

朝ごはん代わりに食べたい方は、夜に仕込んでおくと翌朝に出来たてをお召し上がりいただけます。

【魔法瓶でカンタンに】米麹から作る『甘酒』のできあがり!

【魔法瓶でかんたんに】米麹から作る『甘酒』の作り方

8~10時間たち、甘酒ができあがりました!

粒が残っていますが、とろりとしています。

早速、出来たての甘酒をいただきます~。

【魔法瓶でかんたんに】米麹から作る『甘酒』の作り方

自然な甘みが、ホッとする美味しさです。

わたしは、そのままいただきますが、少し甘いと感じた方は、お湯で割ってお召し上がりください。

お好みでおろしショウガを少し入れると、冬は身体がポカポカ温まりますし、美味しいですよ。

【魔法瓶でかんたんに】米麹から作る『甘酒』の作り方

今回は、わたしの好みで固めに作りましたが、「ご飯の量を少なくして、米麹の量を増やしてみますと、サラリとした甘みの強い甘酒が出来上がります。」

一度ためしに作られてみて要領をつかめましたら、次回は粘度や甘さを調節して、お好みの『甘酒』を作ってみてくださいね。

さいごに:米麹から作る『甘酒』の作り方、魔法瓶でかんたんにできます。

【魔法瓶でかんたんに】米麹から作る『甘酒』の作り方

今回は、魔法瓶で簡単に作れる、米麹を使った『甘酒』について、ご紹介させていただきました。

「出来たてが一番美味しいですが、冷蔵庫で1週間ほど、冷凍では1ヶ月ほど保存もできます。」

必要な分だけ取り出し、温めてお召し上がりくださいね。

今回は『白ごはん』で作りましたが、『玄米ご飯』や『もち米』でも作ることができます。

『玄米』で作るときは甘みが控えめで、『もち米』で作るときは甘みが増します。

色んなメーカーの米麹を試してみるのも、面白いかもしれませんね。

 

ご飯の粒が気になる方は、ブレンダーで撹拌していただくと、スムースな甘酒になります。

これからの寒い時期、甘酒でホッと一息いかがでしょうか。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。

なお、当ブログでは、かんたんに作れる料理のレシピやレビューをご紹介しています。→カテゴリー:レシピ&レビュー

 

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