わたしは社会人だった20代半ばに、ハワイへ短期留学(3ヶ月)しました。ハワイへ行こうと思ったきっかけはこちらです。
今回はハワイへ短期留学するために、どのように準備を進めていったのか、ご紹介していきます。
ハワイ(アメリカ)へは、観光目的ならESTA(ビザ免除プログラム)で3ヶ月まで滞在できます。週18時間以上、学校に通う場合は学生ビザ(F-1)を申請しなければなりません。
わたしは留学が第一目的ではなく、ハワイのコンドミニアムでのんびり暮らすことでした。ですので週18時間以上学校に行く予定がなかったので、学生ビザは申請しませんでした。今回はESTA(ビザ免除プログラム)を申請することを前提にお伝えしていきます。それでは順番にご紹介していきます。
・ハワイに留学してみたいけれど、何を準備したらいいのか知りたい
・実際にハワイへ短期留学した人の意見を聞きたい
と考えていらっしゃる方の、ご参考になれば幸いです。
目次
はじめに
わたしは当初、「ハワイに1ヶ月」滞在するつもりでした。しかし途中でもっとハワイにいたいと思ったら、そのときはESTA(ビザ免除プログラム)で滞在可能な3ヶ月まで延長しようと思っていました。
ですので最小限の手続きだけをして、「もしもっとハワイに滞在したくなったらその時は現地で延長」できるように、『フレキシブル』な予定を組めるようにしました。
コンドミニアムは1ヶ月だけ契約しようと思っていましたが、そのとき15パーセントOFFのセールをしていたので、思い切って2ヶ月借りることにしました。
実際にこのように手配しました。
・滞在場所: コンドミニアムを2ヶ月契約
・学校: 1ヶ月間のみ契約
・航空券: 3ヶ月間、変更可能のオープンチケット
・海外旅行保険: 出発後延長可能な保険に2ヶ月だけ加入
それでは詳細を見ていきましょう。
「滞在期間・いつ出発」するか決める
まずは「いつ頃出発したいのか」を考えます。わたしの場合は派遣社員でしたので、「派遣先と契約更新のときに契約終了して、ハワイに行こう」と考えていました。
契約終了まで10ヶ月あったので、時間はたっぷりありました。「それまでに貯まるであろう予算」を計算しつつ、期間を決めました。
もし会社の休みを使って留学しようと考えてらっしゃる方は、「どれくらい休みを確保」できるのか、あらかじめ会社と相談する必要となります。「ご希望の期間に、滞在先や航空券の空きがない場合」があるので、最低でも2ヶ月前までに計画されることをオススメします。
クレジットカードをつくる
ハワイ留学を決めたら、すぐに『クレジットカード』をつくります。発行できるまで時間がかかりますので、もし会社をやめる場合は、会社員のときにクレジットカードをつくるほうが審査が通りやすいからです。
なぜ一番に、カードをつくるかと言いますと、「これから大きな額の留学費用を支払うことになります。」クレジットカードをつくることにより、クレジットカードのポイントを手に入れて少しでもオトクに留学の支払いをしようと言うわけです。
「VISAもしくはMASTERカード」を1枚持っていると、どこでも使えて便利です。わたしはハワイ留学に2枚のクレジットカードを持っていきました。1枚はあらかじめ持っていた『三井住友VISAカード』、そして新たにつくったものが、『楽天JCBカード』でした。
ハワイではほとんどお店でJCBを使えますが、日本人があまり来ないようなお店ではJCBカードを利用することでできません。「VISAもしくはMASTERカード」1枚あれば事足りるのですが、『楽天JCBカード』をどうしても作りたい理由がありました。
ハワイ留学で楽天JCBカードがお得な【3つのポイント】
ハワイ留学には『楽天JCBカード』がオススメです。そしてポイント率がいいですし、楽天をよく利用している人は1枚持っていて損はないです。それでは楽天JCBカードがお得な3つのポイントについてご紹介します。
① ピンクトロリーに無料で乗車できる
「JCBカード」を持っていると、『ワイキキトロリー』のワイキキーアラモアナを走る『ピンクライン』に無料で乗車できます。片道2ドルなので非常にお得です。しかも大人1人、子ども2人まで追加料金なしで乗車できます。留学中にできた友だちや、家族が遊びに来たときにも使えますね。
② JCBプラザ・ラウンジを無料で利用できる
ワイキキショッピングプラザ内にある『JCBラウンジ』に無料で利用することができます。
以下のサービスを『JCBラウンジ』内で受けることができます。ハワイ滞在中はお世話になりました。
・Wi-Fi 無料サービス
・プリントアウト無料サービス
・日本語新聞、雑誌の閲覧
・現地ガイドブック、情報誌の閲覧
・ドリンクサービス
・マッサージ機
・ホテル・レストラン・オプショナルツアー・各種チケット
・カードの紛失・盗難時のサポート など
■所在地
2nd Floor, Waikiki Shopping Plaza, 2250 Kalakaua Ave.,
Suite 207A, Honolulu, HI 96815, U.S.A.
カラカウア通り沿い、ワイキキ・ショッピング・プラザ2階
■営業時間 9:00AM ~ 8:00PM
■定休日 年中無休
※2019年7月現在
③ 楽天カードラウンジを無料で利用できる
T ギャラリア ハワイ by DFS内にある『楽天カードラウンジ』に無料で利用することができます。
わたしがハワイにいたときはなかったので、利用したことはありませんでしたが、レビューを見ているととても良さそうです。
以下のサービスを『楽天カードラウンジ』内で受けることができます。
・カードの紛失・盗難時のサポート
・温かいコーヒーや冷たいジュースのサービス
・Wi-Fi 無料サービス
・プリントアウト無料サービスお荷物の当日中一時預かり
・ラウンジ内トイレ完備※ウォシュレット付き
・マッサージチェア など
■所在地
330 Royal Hawaiian Avenue, Honolulu,HI 96815 (USA)
T ギャラリア ハワイ by DFS 内 2階
■営業時間 9:30AM ~ 8:00PM
■定休日 年中無休
※2019年7月現在
滞在先を決める
わたしは「ワイキキのコンドミニアムにステイする」と決めていたので、バケーションレンタルを扱う不動産会社から部屋を借りました。
わたしがこだわったのは、「立地がワイキキの中心、キッチンがある、ラナイ(ベランダ)があり海がみえる」ことが条件でした。その条件をクリアした中で一番安い見積もりの会社にお願いしました。
コンドミニアム
各社の持っている物件が異なるので、写真と立地をにらめっこして、しらみつぶしに時間をかけて探しました。「インターネットでコンドミニアムと検索して、2~3社から見積もりをとり、一番私の条件にあっているところ」にしました。
わたしが実際に利用したのは 『AX IV(アクシブ)』という会社です。
ハワイの不動産会社を3つピックアップしてみました。
個人的には3番目のレイハワイ不動産の、“インスタ映え”する物件がユニークで、今度ハワイに行った時は滞在してみたいなぁと思います。
とくに長期で滞在されるかたは、じっくり検討されることをオススメします。「不動産会社のウェブサイトから物件名と写真」を見ることができるのでよくご覧になって、「わからないことがあれば不動産会社に問い合わせしてみる」といいと思います。
それから、気になった物件の住所を『グーグルマップ』で検索して周りにはどんなビジネスがあるのか確認すると、イメージしやすくなります。
ホームステイ
ホームステイは学校からの斡旋になります。ですので、ホームステイを希望される方は、まずは語学学校を決めて、連絡を取ることからはじめてください。
ホームステイは朝夕食付付きのところがほとんどですので、「物価が高いハワイでの滞在費用を節約」することができます。
ホームステイは現地の生活にふれることができますし、ホストファミリーとの交流で英語を話す機会が増えることが最大の魅力です。
しかしオーストラリア留学のときにもお伝えしましたが、ホストファミリーは仕事で忙しく、なかなか交流を取ることがむずかしいのが現実です。
ホームステイ先は「ほとんど郊外になりますので、通学に時間がかかります。バスの本数が時間によって1時間に1本」という可能性もあります。
わたしは今回のハワイ留学は、コンドミニアムで一人暮らししたかったので、ホームステイはパスしました。あとでご紹介しますが、『ハワイパームスイングリッシュスクール』が斡旋してくれるホームステイ先はとても良かったです。
閑静な住宅街にあり、ホストファミリーもとても良いところばかりの印象でした。ホームステイしているクラスメイトの話を聞いて、とてもうらやましく思いました。
ホテル
クラスメイトの中には1ヶ月の滞在で、「1,4週目の2週間をホテル、2~3週目の2週間をワイキキのホテルにステイ」していました。
「1週目でワイキキライフを味わって、ハワイに慣れてきた2週目からはホームステイで郊外へ。帰国する最後の週にワイキキに戻って観光を楽しむ。」いいアイデアだなぁと思いました。
バケーションレンタルでコンドミニアムに滞在すると、出るときに掃除の費用が発生するので、滞在が1週間未満だと、ホテルのほうが安い場合があります。
毎日掃除もしてくれますし、キチネットが付いていないところがほとんどですが、外食を楽しみたい人にはホテルステイもオススメです。
わたしはホテルを検索するときは、エクスペディアと
直前までキャンセル料が不要なプランもあるので、日程の変更も可能です。とりあえず気になるホテルを押えておいて、こまめに他のホテルもチェックしつつ、セールのときに購入しなおすこともできます。
語学学校を決める

わたしは「ハワイパームスイングリッシュスクール」に通っていました。
日本人率が高めですが、先生の質が高いことと、スタッフの方々がとっても親身になってサポートしてくれます。
そしてアクティビティがとっても豊富です。わたしはハワイに知り合いがいなかったので、ほとんどのアクティビティに参加して、先生やクラスメイトと仲良くなるきっかけを作りました。
「仲良くなったクラスメイトと一緒に勉強したり、観光に行ったり楽しい時間を過ごしました。」10年経っても、その時に出会った友人とは交流があります。そしてみんなアットホームな雰囲気が大好きで、リピーターが多いのも特徴です。
こちらの学校を選んで本当によかったなと思います。とくに留学初心者の方には、とってもオススメです。
ハワイは圧倒的に日本人・韓国人の留学生が多いですが、スイスやイタリアからの、バケーションをかねたヨーロピアンの留学生もたくさんいます。おもに中級~上級クラスに所属しています。こちらがヨーロピアンの生徒が多い環境の語学学校です。
航空券を手配する

日本からのハワイ便は便数が多いので、ピーク時でなければ、急がなくても大丈夫だと思います。しかし直前に購入すると希望日が空席なしになる可能性があるので、1ヶ月前には予約しておいたほうがいいかもしれません。
わたしは
ホテル滞在を予定されている方は、エクスペディアの『航空券とホテルのセット価格』が安くなる場合がありますのでぜひチェックしてみてくださいね。
ESTA(ビザ免除プログラム)を申請する

アメリカへビザ無しで渡航される方は必要になります。72時間前までの申請を推奨されていますが、航空券を購入した時点で、ESTA(ビザ免除プログラム)の申請をされることをオススメします。
日本の家族の申請を代理でしたことがあり、1日で審査がおりましたが、人によって審査が長くなる場合があります。ですので最低でも1週間前までに申請されるほうがいいと思います。
海外旅行保険に加入する

海外旅行保険はもっとも重要です。なぜならアメリカの保険料は日本とは比べ物にならないほど高いからです。
救急車も無料ではありません。保険無しで1日入院になったら100万単位で請求されます。「クレジットカードに保険が付いてるからいいや」と思う人もいるかもしれませんが、最低限なものであって、カバーされないものもあります。
予期せぬ事故や、ハワイは日本と気候が大きく異なるので、体調不良になりやすいです。わたしも留学中に何度か体調を崩し病院に行きました。ハワイではアクティビティを思いっきり楽しみたいですし、お守りのためにもぜひ加入されることを強くオススメします。
わたしは留学途中で延長の可能性があったので、延長可能な『損保ジャパン』を選びました。「価格.com 保険」で金額を比較することが出来ます。
英語の勉強をはじめる

ハワイ留学前、あまり勉強しておらず、「現地で勉強するからいいや」と思っていました。しかし実際にハワイに行くと、外国の先生相手に緊張してしまったり、文法を一から勉強することになるので、留学当初は英語の伸びが遅かったです。
結果的にウォーミングアップに時間がかかってしまったので、『もったいなかったな』と思いました。
緊張してしまわないためにもウォーミングアップは、日本でやっていかれることをオススメします。現地でも限られた時間を有効に使えますし、英語が格段に伸びやすくなります。
やっててよかったなと思ったのでが、発音の勉強です。発音を理解することで、リスニングとスピーキングの速度が上がります。
こちらの『英語耳』を買ってひたすら練習しました。
それから今は、インターネット上で安く気軽にスピーキングのクラスを受講できます。スピーキングのクラスで、外国の先生に慣れておくと、現地に行ったときに緊張せずに積極的にクラスで発言できるようになります。
日本人は完璧主義なところがあるので、「下手な英語を話すのが恥ずかしい」と思ってしまうんです。わたしもそうでした。そして話すこと聞くことに慣れるまで、けっこう時間がかかるんですよね。その殻を抜け出せば、英語の上達が格段に早くなります。
『DMM英会話

ハワイで使える『ポケットWi-Fi』をレンタルする

私はハワイに留学した当時、『ポケットWi-Fi』はあまり普及しておらず高かったので、モデムをレンタルして、コンドミニアムでPC用として利用していました。税込みで1ヶ月150ドルほどでした。
当時はスマートフォンを持っていませんでしたので、プリペイドの携帯を買って連絡手段にしていました。
ハワイではインターネットの環境が整っており、カフェやショッピングモールなどでフリーのWi-Fiを利用できます。しかしいつでもインターネットを使いたいと思われる方は、『ポケットWi-Fi』を持っていれば、どこでも使えるのでとっても便利です。
スマホでなんでもできちゃう時代なんて、本当に便利になりましたよね。
こちらは『価格.com』で人気、ハワイで使える『
まとめ:社会人になってからのハワイ短期留学【準備編】
わたしの実体験をもとに、「やってみてよかった、あったらいいな」と思ったことをお伝えしました。それでは、社会人になってからのハワイ短期留学【準備編】をまとめます。
ハワイ留学短期留学を準備する【9つのこと】
- 「滞在期間・いつ出発」するか決める
- クレジットカードをつくる
- 滞在先を決める
- 語学学校を決める
- 航空券を手配する
- ESTA(ビザ免除プログラム)を申請する
- 海外旅行保険に加入する
- 英語の勉強をはじめる
- ハワイで使える『ポケットWi-Fi』をレンタルする
いかがでしたでしょうか。こちらの【9つのこと】を準備すれば、ハワイ短期留学は目の前です。
当時のことを懐かしく想いながら、書きました。「コンドミニアムのラナイ(ベランダ)で海を眺めながら過ごした極上の時間、一生の友に出会えた楽しかった語学学校」とっても良い想い出です。

みなさんのハワイ留学が、素晴らしいものになりますように。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
◆ブログランキングに参加しています。もしこちらの記事を気に入っていただけましたら、下のボタンをクリックしてくださると、励みになります。