わたしは歯にコンプレックスがあります。歯並びがよく、笑ったとき口元が美しい人を見ると、うっとりしてしまいます。
「歯列矯正して、歯並びを良くしたい!」と思ってはいるのですが、「高額ということや、長い治療期間が必要」ということもあり、まだ夢が叶わずにいます。
しかし美しい口元へ憧れる気持ちが強く、「今は歯列矯正できないけれど、歯をキレイに見せたい。少ない予算で、見た目を良くするにはどうしたらいいか?」を考え、デンタルクリニックを探して相談しにいきました。
そして色々とためしてみた結果、予想以上に満足できる仕上がりになりました。今回はわたしが実際に体験した方法をお伝えしたいと思います。
・歯列矯正は今できないけれど、歯をキレイに見せたい
・歯のコンプレックスを少なくしたい
と考えていらっしゃる方の、ご参考になれば幸いです。
目次
「歯をキレイに見せたい」と思ったきっかけ
わたしは「歯並びがめっちゃ悪い」というわけではないのですが、歯並びが良いと言えるレベルでもありません。そして口を開けて笑うと、虫歯治療のあとの銀色の詰め物が見えるのがとてもイヤでした。
10代前半のころ、ちゃんと歯みがきをしていたのですが、異常に虫歯が増えた時期がありました。
そのころにした治療のあとが気になりはじめたのが、20代前半のときでした。
アメリカの映画を見て、「俳優さんたちの白く美しい歯並び」を羨ましく思う
10代~20代前半、よくアメリカのドラマや映画を見ていました。わたしが注目したのは、俳優さんたちの歯のキレイさ。歯並びがよく、真っ白な歯で笑う姿はとても美しいと感じていました。
しかし「スターだからそこまでキレイにできるんだろう」とも思っていたのです。
アメリカに行って「歯の美意識の高さ」におどろく
アメリカに旅行へ行くようになり、気づいたことがありました。それは「ハリウッドスターだけでなく、一般の人たちも歯並びがよく、白い歯をとてもキレイに保っていた」ことです。
カフェの店員さんや、道を教えてくれた人の、『歯並びの良い白い歯で、自信のある笑顔』がとてもカッコよく感じたのです。
それをとても羨ましく思いました。「キレイに揃った白い歯で笑ってみたい」と思ったのです。
わたしは今アメリカに住んでいますが、みなさん歯の美意識はめちゃくちゃ高いです。「歯並びの良さはステイタスでもあり、歯をキレイに保つことは、自己管理が出来る人の象徴」だと言われています。
アメリカってそういうところをあまり気にしないお国柄かと思っていたのですが、けっこうステイタスにこだわります。
高校の卒業写真を撮るまでには、歯列矯正を終わらせ、輝く笑顔がアルバムに残ります。子供の頃できなくても30~40代で歯科矯正をしている人も珍しくありません。
歯列矯正したかったけど、「高額で治療に1~5年の治療期間」が必要
先日、「親知らずを4本抜歯した時の体験談【前・後編】」についてお話しました。
20代半ばで親知らずを抜歯した理由は、親知らずが大きく横向きで、隣の歯を圧迫していたこと。今は痛くなくても近い将来、「歯周病や虫歯の原因になる」ことが予想されていたので、手術をすることにしました。
そしてもうひとつ、理由があったのです。それは「いつか歯列矯正をしたい」という想いがあったからでした。わたしの場合、歯科矯正をするには、親知らずを抜歯する必要がありました。
しかし歯列矯正をするとなると、100万円ほど費用が必要になります。
治療期間は、1~5年の歳月が必要となり、調整のために1~2ヶ月に1回、診察に行かなくてはならない」ことを知りました。
歯列矯正をしたいと思っていた同時期に、留学にも行きたいと考えていました。ふたつを天秤にかけた結果、留学を優先することにしました。留学後、生活が落ち着いたら歯列矯正をすることにしました。
歯列矯正をせずに、歯をキレイにする方法を考えた
しかし歯をキレイにすることを諦めきれず、インターネットで「家の近くにある評判のよい、審美に力を入れている歯科」を探しました。
そこで診断してもらい、「歯の環境を整えてキレイにするにはどんなことができるのか、費用はどのくらいで出来るのか」を相談しました。
銀色のフィリング(詰め物)を白色に入れ替えた
まずわたしがはじめにしたことは、銀色のフィリング(詰め物)を白色のに変えてもらうことでした。費用は1回につき、約3,000円(保険適応)でした。
銀色の詰め物にしたのは10代半ばのときで、そのころは銀色のフィリングが主流でした。
今は保険適応内でも、白色のフィリングに変えてもらうことができます。
技術は進化していて治療の時間は短く、白いフィリングはすぐに固まるので、治療後すぐに食事が出来ることにおどろきました。
そして銀色の詰め物をすべて白色に変えたら、印象が全く違ったのです!
とにかく大きな口を開けても、銀色が目立たないので違和感がないのです。これには本当にびっくりしました。嬉しくて何度も鏡をのぞき込んで見ました。
クラウン(差し歯)を新しいものに入れ替えた
フィリング(詰め物)のあとは、クラウン(差し歯)を入れ替えました。わたしは目立つ位置に、クラウンが1本あります。こちらは10代後半に治療したのですが、白色だったクラウンは変色して目立つようになっていました。
クラウンを入れ替えするにはオプションがあって、『保険適応内のものと、保険適応でないもの』があります。
【保険適応内】
- 保険対応なので価格が安い(約1万円)
- 長期間利用すると変色しやすい
- 保険適応外のものと比べると自然さに劣る
保険適応でないものの方が、見え方が自然で長い間変色しにくいのだそうです。
【保険適応外】
- 価格が高い(約10万円~)
- 自然な色で違和感が出にくい
- 長期間使用しても変色しにくい
- 価格は高いが、長期的にみると見た目が良くお得
見本を見せてもらい、2つを比べた結果、『保険適応内のクラウン』を選ぶことにしました。なぜなら保険適応内のクラウンでも、その時は十分にキレイだと思ったからです。
保険適応のクラウンでも新しくすると、違和感がなくなり印象がグッと良くなりました。
わたしは保険適応内のクラウンを選びましたが、変色しやすくなるので、数年に1度交換することになります。
何度も交換していると、クラウンを支えている根本の歯がすり減り、クラウンができなくなります。そうなるとインプラントしなければなりません。費用は30万円~50万円ほどかかります。
それ考えると、「費用は10万円ほどかかりますが、変色しにくい保険適応外のクラウンを選んで、大切に長く使うほうが、長い目でみてコスパはいいのではないか」と思ったりもします。
まずはデンタルクリニックで受診して、ご自分でしっかり納得されるまでご相談して、決めてくださいね。
『ホーム・ホワイトニング』をした
コーヒーや紅茶をよく飲むので、歯が茶色く変色していました。ですのでホワイトニングをしたいと考えていました。
先ほどのフィリング(詰め物)やクラウン(差し歯)を替えるときは、ホワイトニングすること想定して、今の歯より白目のものを選択しました。
デンタルクリニックで相談した結果、「①ホーム・ホワイトニング(自宅でする)と②オフィス・ホワイトニング(デンタルクリニックでする)」を提案してくれました。
自分でする手間はかかりますが、コスパがよかった『①ホーム・ホワイトニング』を選びました。
マウスピース型のホワイトニング
わたしは歯医者さんからすすめられた、『マウスピース型のホワイトニングをしました。
費用は「マウスピース作成に約1万円(繰り返し使用可能)、ホワイトニング剤約1万5千円」かかりました。
合計2万5千円と少し高く感じますが、ホワイトニング剤も2度ほど使用できる量ありますし、マウスピースは繰り返し使用できるので、コスパはいいのではないかと思います。
【マウスピース型ホワイトニングの使い方】
- 歯医者さんでマウスピースを作成する
- マウスピースの中にホワイトニング剤のジェルを入れる
- ジェルを入れたマウスピースを1~2時間キープする(装着中は飲食できません)
- 5日間ほど続ける
ホワイトニングをしたときに、歯がしみたので、歯医者さんの指示により、1日おきに5回行いました。
そうすると、はじめてのホワイトニングだったのですが、歯がガッツリ白く、ツルツルなりました。
周りからも「歯が白くなったね~。ホワイトニングしたの?」と聞かれるほどでした。
これは本当に効果がありました。
わたしの場合、この方法で一度ホワイトニングすると、半年~1年は白さを維持できました。
実際に使用したものは『GC Tion Take Home Platinum』というものです。
こちらはデンタルクリニックでの取り扱いとなります。もし気になる方は、取り扱いのあるクリニックで受診をされてから、ご利用ください。
まずは、デンタルクリニックまでご相談を
ご紹介した方法は、わたしが実際に行ったものですが、歯の状況は人により異なります。
「まずはかかりつけの歯医者さん、もしくはご自宅近くで、審美に力を入れているデンタルクリニック」をリサーチしてみてください。
そして受診されてみて、歯医者さんにご相談のうえ、ご自分にあった方法を見つけてくださいね。
定期検診に行き、歯のメンテナンスすることが大切
歯はとっても大事です。体調不良は歯のトラブルからきていることもありますし、歯がトラブルになると、食事ができなくなるのでとても厄介です。
それからトラブルが深刻になると、高額な費用が発生することもあります。
ですので、定期検診はとっても重要です。わたしは年に2回、定期検診に行っています。もし虫歯になったとしても、早期に発見でき、治療も少なくすみます。
定期検診のときに歯石やステインをとってもらうと、とても気持ちがいいので、定期検診を楽しみにしています。
まとめ:歯列矯正せずに、少ない予算で歯を美しく見せる方法【体験談】
【今回のお話のまとめ】
■歯をキレイに見せたいと思ったきっかけ
・歯並びが良くなく、茶色いステインや虫歯治療あとが気になったいた
・アメリカの映画を見て俳優さんたちの歯のキレイさを羨ましく思う
・アメリカに行って「歯の美意識の高さ」におどろき、自分も歯をキレイにしたいと思った
歯列矯正したかったけど、「高額で治療に1~5年の治療期間」が必要、同時期にハワイ留学にも行きたかったため、歯列矯正は留学後生活が落ち着いてからすることにしました。
■歯列矯正をせずに、歯をキレイにした【3つの方法】
①銀色のフィリング(詰め物)を白色に入れ替えた(約3,000円/1回)
②クラウン(差し歯)を新しいものに入れ替えた(約1万円)
③マウスピース型の『ホーム・ホワイトニング』をした(約25,000円)
上記は実際にわたしが行った方法ですが、人により歯の状況は異なります。どの治療をされるかにより、保険適用か適応外で大きく金額も変わります。
わたしの場合、治療する箇所が多かったので、『合計で約5万円』かかりました。
歯が白くなったことにより、「歯並びの悪さや、治療の後が見えにくくなったこと」で、見違えるほど口元がキレイになりました。
笑顔に自信を持てるようになり、「歯列矯正できなくても、だいぶ印象って変わるんだなぁ」と思いました。
5万円でかなり印象が変わったので大満足でした。定期的にメンテナンスをしてあげると、少ない費用で美しさをキープできます。
まずは歯医者さんに相談して、ご自分にあったプランを考えてみてくださいね。
タイミングが合わず、今も歯列矯正をしていませんが、いつかできる日を夢見つつ、歯のメンテナンスをしながら待ちたいと思います。
みなさんの歯が美しく、健やかでありますように。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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