【コロナ禍の息抜き旅】自然豊かな『ワシントン州・レブンワース』へ行ってきました

【コロナ禍の息抜き旅】 自然豊かな『ワシントン州・レブンワース』 へ行ってきました

我が家では今月上旬、『ワシントン州・レブンワース』というところへ、1泊の旅行に出かけました。

最後に旅行へ行ったのは、パンデミックがはじまる前、1年半以上も前でことでした。

パンデミックの今、わたしの住んでいるアメリカでは、ワクチンの接種が進み感染者数が落ち着いてきましたが、まだ少ないと言える状況ではありません。

しかし、当初と比べコロナの対処方法についてわかったこともあり、営業時間を短くしたりするなど対策をとり、お店が次々とオープンして街には活気が戻ってきました。

ゴーストタウン化していた観光地にもツーリストたちが戻り、日に日に数が増えているように思います。

我が家の場合は、子ども連れと言うこともありますし、「まだ旅行に出るのは早いかなぁ」と思っていました。

しかしそんな中、ある出来事をきっかけに、1泊旅行へ行ってみることにしたのです。

不安もありましたが、対策をしっかりとれば旅行に行けなくもない、結果行ってよかったと思いました。

さて、今回はコロナ禍の今、どのように旅行をしたのか、ご紹介させていただきます。

旅に出ようと思った経緯

ワシントン州・レブンワース

我が家は旅行が大好きで、パンデミックになる前は1〜2年に1度の日本への帰郷をベースに、年に2回ほど車で行けるアメリカ国内やカナダへ旅行に行っていました。

以前に、ポートランドとバンクーバーについてご紹介しました。

パンデミックが始まってからは、残念ながら一度も旅行へは行っていません。

昨年末ごろから、観光地など対策を取りオープンしていますが、近くに住む高齢の夫の両親宅にお邪魔したいので、我が家では厳しめの対策をとってきました。

ですから、リラックス出来ないなら行く意味がないですし、旅はまだ先になると思っていました。

そして、長引くパンデミックを見越し、年始には夫の両親宅で同居させてもらうことになったのです。→コロナ禍の今だからこそ、夫の両親と同居して良かった5つのポイント

同居生活もあっという間に3ヶ月以上たち、生活が落ち着き慣れて来ました。

子どもたちの学校は対面授業がフルオープンしていないため、オンラインがメインです。

ですから、体力があり余っており、だんだんと祖父母を困らせるようになってきたんですね。

祖父母は、子どもたちをとても可愛がってくれ、子どもたちが騒いでも辛抱強く接してくれます。

しかし最近になって、そんな祖父母の「疲れ」が見えるようになってきたのです。

毎日たっぷり外に連れて行き、アクティビティを考え対策を練ってはいるんですが、親であるわたしたちも疲弊してストレスが溜まってくるようになりました。

とうとう限界がきて、家族全員ブレイクが必要だと感じ、祖父母にゆっくりしてもらいたくて1泊で家を空けることにしたのです。

子どもたちは、旅行が大好きなので大喜び。旅行の準備を手伝ってくれたり、とても協力的になりました。笑

1年半ぶりの旅行、どんな旅にする?

飛行機

コロナ禍の今、そして1年半以上ぶりの旅ということもあり、『できる限り人と接触しない』ことを前提とし、どんな旅がいいか案を練ってみることにしました。

当初は、「近くのホテルにステイケーションして、テイクアウトのご飯をホテルで食べるだけでもいいじゃないか?」と話していました。

しかし、息子の誕生日ウィークと言うこともあり、「旅をプレゼント」することにしたので、もう少し範囲を広げることにしました。

子どもたちはパンデミック中、本当によく頑張ってくれているので、子どもたちの喜ぶ顔を浮かべながら、知恵を絞り安全に旅行できる方法を考えてみることにしました。

・公共交通機関を使わない

・コロナ対策がしっかりしているホテル

・人があまりいない場所

・子どもたちがのびのび遊べる場所

・テイクアウトでのご飯が調達がしやすいところ

そして、具体的に案を絞ってみました。

①車で3時間ほどの場所

②自然が豊かな観光地

③ヒルトン系のホテルで非接触チェックイン

④混み合う土日を避けて、平日に

自然豊かな観光地「ワシントン州・レブンワース」

我が家から3時間ほどのドライブで行ける、自然豊かな観光地を探してみると、「ワシントン州にあるレブンワース」と言うところが候補に上がりました。

「レブンワースとは、カスケード山脈の山間にある、ドイツ・バイエルン地方をモデルに造られた町おこしのための観光の街です。」

レブンワースの近くには、自然あふれる公園がたくさんあり、外遊びには困らなさそうですし、観光地なのでレストランがたくさんあり、食事の手配も簡単にできそうです。

事前に混み具合を調べてみると、4月前半はオフシーズンと言うこともあり、週末を避けるとかなり空いているとのことでした。

ホテルを調べてみると、週末は混み合うのか平日の倍ほどの価格でしたが、ホテルの値段も安くピークの頃に比べるとかなりリーズナブルでした。

ヒルトン系のホテルを選んだ訳

ハワイのホテル

わたしは少し前から、コロナが落ち着いてから旅行へ行くことを楽しみに、ヒルトンのホテルポイントを貯め始めました。→ヒルトンアメックスでゴールドステータス!朝食2人分無料!お得にホテルステイしてみませんか?

いわゆるポイ活というものですが、このことについては今度お話しさせていただくとして、なぜヒルトンを選んだかと言いますと。

・デジタルキーの使用で予約からチェックアウトまで、スマホで完結できる(非接触)

・ヒルトンホテルグループ全体で、徹底したコロナ対策をとっている

ヒルトンホテルでは、「ヒルトン・クリーンステイ」というプログラムを導入しています。

「ヒルトン・クリーンステイ」とは?

当社は、お客様により清潔で安全なご滞在をお楽しみいただけるよう、新たな衛生・消毒基準を策定し、「ヒルトン・クリーンステイ」プログラムを全世界のホテルで導入しています。本プログラムは、安全な洗浄・消毒製品で信頼のあるブランド、ライゾール(Lysol)やデトール(Dettol)の製造メーカーであるRB社と共同で開発し、メイヨー・クリニック(Mayo Clinic)の感染予防・管理の専門家チームの協力とアドバイスのもと、当社の衛生・消毒基準を強化するものです。

ヒルトン・クリーンステイは、すでに当社で採用されている、医療レベルの洗浄製品と高度な清掃手順による高水準のハウスキーピングと衛生管理を更に徹底させるプログラムです。現時点では、北米において、ライゾールの信頼性の高い製品洗浄剤を用いたソリューションや教育研修を予定していますが、今後本プログラムを全世界で展開することを検討しています。詳しくは「ヒルトン・クリーンステイ」専用ウェブサイトをご覧ください。

レブンワースにはかわいいホテルがたくさんあり心惹かれたのですが、今回はコロナ対策がしっかりとしているヒルトンのホテルを選びました。

そして、ヒルトン系のホテルの何がすごいかと言いますと、「デジタルキー」を採用していること。

これにより、非接触で予約からチェックアウトまで完了してしまうんです。

これがめちゃくちゃ便利でした!

実際にわたしが行った流れを申し上げますと、

スマホに「ヒルトンホテルのアプリ」をダウンロードして、ホテルの予約

ホテルに泊まる当日、アプリに「チェックイン」のお知らせがくる

空いている部屋を「自分」で選ぶ

選んだ部屋が使用可能になったら、「デジタルキー」が使えるようになる

ホテルに到着してフロントでチェックインをせずに、そそまま部屋に行きスマホ(デジタルキー)をかざすと部屋の扉が開く

部屋に入ると、カードキーが机の上に用意されている

「チェックアウト」はスマホのアプリ上で行い、カードキーを部屋に残して立ち去る

後でメールで明細書が送られてくる

「チェックイン・アウト」の際に、待つことがないので時間を短縮できます。とくに小さなお子さんをお持ちの方は嬉しいですよね。

そして、アプリ上でホテルの間取り図を見ながら、自分の好きな部屋を選択できることも、嬉しいポイントでした

今回も、1階の部屋でできるだけ接触が少ない部屋を選びました。「エレベーターを使わなくていい」のもポイントです。

そして、お部屋を選ぶ作業がとても楽しかったです。

朝の段階で部屋を選ぶことができたので、出発する前に朝ごはんを食べながら、夫と間取り図を見ながら決めました。

チェックアウトするときも、「駐車場の出入り口側」に近いお部屋を指定していたので、荷物も運びやすかったです。

本当に誰とも接触していなかったので、アプリでチェックアウトしたものの、「このまま立ち去って本当に大丈夫なのか?」ちょっとドキドキしつつホテルを後にしました。

しかし、すぐにレシートがメールで送られきたのでノープロブレムでした。スマホが、ホテルの鍵になるからこそできるシステムです。

旅は人とのふれあいが醍醐味ですが、今回はグッと堪えました。

コロナ禍で1年以上も旅行から遠ざかっていますと、これくらい徹底している方が安心して旅行できると感じました。

コロナ禍に『ワシントン州・レブンワース』を旅した感想

ワシントン州・レブンワース

レブンワースまでは、自宅から車で2時間半〜3時間の道のりです。

ホテルのチェックインが3時だったので、それに合わせて早めのランチを家で食べて、家を出発しました。

「ホテルに電子レンジがついていたので、ランチで多めに作ったチャーハンの残りやスナック、カットフルーツ、飲み物をたっぷりとクーラーボックスに詰め込みました。」

4月上旬だったのですが、通常では雨や曇りが多く気温が20度以上に達することが稀です。

しかし、ラッキーなことに我が家が旅する2日間は27度まで気温が上がり、雲一つない快晴でした。

およそ2時間は、壮大な自然の中をドライブするのですが、お天気が良かったこともあり息を呑む美しさでした。

ワシントン州・レブンワース

雪がまだ残っており、27度と半袖でも大丈夫な気候なのですが、目の前にドカンと雪山が広がります。

このコントラストが、とても綺麗で2時間半のドライブもあっという間でした。

ワシントン州・レブンワース

ホテルからも美しい雪山が見えます。

ワシントン州・レブンワース

こちらのホテル、ヒルトン系のハンプトンインという比較的新しいホテルなのですが、レブンワースのメインストリートから車で5分ほどの便利な距離にあります。

Hampton Inn & Suites Leavenworth

残念ながら、実際泊まったホテルのお部屋の中の写真はありません。。。

もしよろしければ、ホテルのウェブサイトからご覧ください。

お部屋に入った瞬間に、久しぶりのホテルだったもので、子どもたちが大はしゃぎで写真どころではありませんでした。汗

さて、子どもたちも落ち着いたし写真撮るぞっと思ったら、部屋中がぐちゃぐちゃになってしまって諦めました。涙

お部屋も家族四人でも十分な広さで、バスルームにゆとりがあるのが嬉しかったです。

そして、とても綺麗にお掃除されていたので、快適に過ごすことができました。

チェックインした後は、ホテルから車で10分ほどのところにある、エンチャントメントパークへ行きました。

予想していたとおり人がとても少なかったので、子どもたちも伸び伸びと走り回りました。

川の辺りからは、雪山が見えお天気がとても良かったこともあり、とっても美しかったです。

ワシントン州・レブンワース

この透明度を見てください。

ワシントン州・レブンワース

雪解け水なのでとても冷たかったのですが、透き通るように綺麗で手をつけるととても気持ちよかったです。

子どもたちと一緒に、川でジャブジャブと遊び、1時間ほどの短いトレッキングをしてリフレッシュしました。

レブンワースのメインストリート観光は翌日にすることにし、早めにホテルに戻ることにしました。

ディナーはテイクアウトにすることを決めていたので、ホテルに戻ってからオーダーし、夫に車で5分のところにあるレストランまで取りに行ってもらいました。

Larch Handcrafted Pasta & cocktails

手打ちパスタのレストランで、クラムとイカ墨のパスタ、野菜のラザニア、シーザーサラダ、子供用のトマトソースパスタをオーダーしました。

ワシントン州・レブンワース

上の写真は、クラムのスパゲティです。

本当は、レストランで出来立ての熱々をいただいた方が、より美味しかったと思うんです。

しかし、ゆっくりホテルでプロが作ったご飯をいただけるだけで、我が家にとって本当に嬉しいことで、とても美味しくありがたくいただきました。

翌日は、チャックアウトの11時までゆっくりすることに決めていたので、のんびりとホテルの時間を楽しみました。

翌朝は、家から持ってきたフルーツとスナックで軽く済ませ、チェックアウトしました。

チェックアウト後は、レブンワースの街を散歩しました。

ワシントン州・レブンワース

ドイツのバイエルン地方をモデルにしているのですが、街並みから美しい山脈が見えヨーロッパにいるように感じます。

ワシントン州・レブンワース

お店の一つ一つが、とても可愛いです。

ウインドウショッピングするだけでも、十分に楽しめました。

昨夜、テイクアウトした手打ちパスタのレストランも、この近くにあります。

ワシントン州・レブンワース

メインロードの一部がコロナ対策のため、歩行者天国になっていたり、ベンチの間隔広く設設置されていました。

人を避けての旅行を希望してここに来たのですが、ここまで人が少ないと「経営は大丈夫なのかな」と不安になってしまいました。

とっても素敵な場所なので、なんとか頑張ってもらいたいです。

今度来たときは、是非ともレストランやお土産物屋さん巡りを楽しみたいなぁと思っています。

ちょっと早いですが、遅めのランチをテイクアウトして、車の中で食べながら家路に着くことにしました。

帰りの2時間半も、壮大な自然を目の当たりにしながらだったので、あっという間でした。

ワシントン州・レブンワース

1泊2日の短い旅、コロナ禍で『できる限り人と接触しない』と決めて旅をしたのですが、それでも「非日常」を五感で味わうことができ、とってもリフレッシュしました。

たった24時間しか自宅を空けていないのに、家に帰ってきたら今までと違ったように思えました。

祖父母もゆっくりと一晩を過ごしたみたいで、とてもよかったです。

さいごに:【コロナ禍の息抜き旅】自然豊かな『ワシントン州・レブンワース』へ行ってきました

ワシントン州・レブンワース

今回は、我が家のコロナ禍での1泊旅行「ワシントン州・レブンワース」についてお伝えしました。

1年以上ぶりの旅行でしたので、とっても慎重に旅行しました。

先ほどもお話ししましたが、わたしは旅先で出会う人とのふれあいが、旅の醍醐味だと思っています。

今回は、残念ながら人とのふれあいを少なくした旅となりましたが、それでも久しぶりの旅、コロナ禍の過酷な1年を経験してからの旅は、それはそれは楽しいものでした。

中でも、子どもたちの目が生き生きしていたのが印象的でした。

・普段見られないような美しい景色を観る

・プロが作ってくれた美味しいものを食べる

・自宅ではない場所で過ごす

「非日常」を感じることは、日々生活していく中でのエッセンスなんだと思います。

1年以上続くパンデミックで、「非日常」を以前のように容易に感じる事は難しくなりました。

しかし、今回の旅でしっかりと下調べして対策をとったら、パンデミック前のようにはいかないけれど旅はできると思いました。

長引くコロナ禍の今、いくら家族仲が良いと言っても、家の中で長い時間を過ごすようになると、息が詰まりますよね。

日本では今、わたしの故郷・大阪を含む4県で緊急事態宣言が発令されて、本当に気が滅入ってらっしゃるとお察しします。

レストランでテイクアウトをオーダーされてみたり、ロックダウンが終わった時に何をしたいか考えてみるのも気分転換になります。

わたしは、「コロナ禍でも楽しめる事は何か」「コロナが緩和されてきたら何をしたいか」日々めっちゃ妄想しています。

それが、長引くパンデミックを乗り切る原動力でもあります。

パンデミックが1日でも早く終わり、以前のように自由に旅がますように。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。

 

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